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地震などの災害時や防災に役立つ情報を発信する警視庁災害対策課の公式Xアカウント(@MPD_bousai)。
ハフポスト日本版はいざという時のために、同アカウントのライフハックを知ってもらおうと記事で紹介してきた。
8月8日に気象庁が発表した「南海トラフ地震臨時情報」を受け、同アカウントが過去に公開した「避難所」で役立つライフハックを5つ紹介する。
冬に避難所で生活すると、足先が冷えることがある。
そんな時、靴下の上からアルミ箔を巻き、さらにその上に別の靴下を重ねて履くと、ふくしゃ熱で温まり、冷えを緩和することができるという。
避難所では非常食として缶詰が配られる時があるが、プルタブが付いていなかったり、プルタブが取れてしまったりすることもある。
その場合、缶詰のふたのフチをコンクリートやアスファルトにこすりつけると、フチの接合部分が取れる。ふたをとる時は、缶詰の中に砂などの異物が入らないよう注意しよう。
着の身着のまま避難所に避難し、ダウンやコートなどの防寒着を持っていないーー。そんな時、近くにゴミ袋はないだろうか。
首周りと腕周りに合わせてゴミ袋を切るだけで、風や雨からも守る「即席防寒着」を作ることができる。
即席防寒着の中に新聞紙を入れると、さらに暖かくなるという。また、雨天時はリュックサックやカバンなどに袋をかぶせることで、雨から荷物を守ることができる。
ゴミ箱に新聞紙をぐるぐると巻きつけ、少しねじった後に中に押し込むと、新聞紙ゴミ袋が完成する。
新聞紙は湿気を吸収するため、においを消す効果があるという。捨てる際も新聞紙を取り出すだけで簡単だ。
16歳の時に東日本大震災で被災した福島県警の警察官は、配給される水を手さげ袋に入れて連日持ち帰っていたが、その重さから手首を痛めた。そこで、手ぬぐいを使って袋を持つことにした。
四つ折りにした手ぬぐいを手首にかけ、まとめて軽く握る。手ぬぐいの末端を袋の持ち手に通して持つと、1リットルのペットボトル8本を軽々持ち上げられるという。
(この記事は1月6日に配信した記事を再編集しています)
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警視庁の「避難所」で役立つライフハック5選。「缶詰を開ける」から「重い荷物を運ぶ」まで