いつ起こるか分からない災害。
地震や台風の避難時や停電が発生した時などに、大事にしたいのが「スマホのバッテリー」です。
災害時にスマホのバッテリーを節約する方法をまとめました。
いざという時のために「知っておくこと」が、災害への備えになります。
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イラストでは、iPhoneとAndroidのスマホで、バッテリーを節電する方法をまとめています。
まず、緊急の連絡や情報収集など以外、できるだけ使う回数を減らしてバッテリーを温存するよう努めてください。
スマホの節電には7つの方法があります。
1 低電力モードに変更
iPhoneは「低電力モード」、Androidでは「バッテリーセーバー」をオンにします。
2 画面を暗くする
iPhoneでは外観モードを「ダーク」に、Androidでは「ダークテーマ」をONにしてください。手動で画面の明るさも調節できます。
3 画面を自動オフにする時間を短く
iPhoneは「自動ロック」、Androidでは「画面消灯」から、自動で画面がオフになるまでの時間を調整してください。
4 Bluetooth、通知をオフ
5 圏外の時は機内モードに
6 使わない時はWi-Fiオフ
7 位置情報をオフ
位置情報をオフにすることで節電できますが、非常時で心配な場合は、自分の位置情報を家族や友人に送ってからオフにする方法も。
機種やOSによって、用語などが違う場合もあります。平時に一度、自分のスマホで7つの節電方法を試してみてください。
災害時に電話やネットで救助を要請したり、家族らの安否を確認する方法も紹介します。
災害用伝言ダイヤル「171」では、家族や友人の安否を確認したり、自分の状況を伝えたりできます。
ネット版の災害用伝言板「web171」に加え、キャリアごとの「災害用伝言板」、Google「パーソンファインダー」といったサービスもあるので、一度使い方を確認してみてください。
救助が必要な時は、まずは「119番」に電話を。
電話が通じない状況の場合、Twitterで「#救助」のハッシュタグをつけてツイートする方法もあります。
住所や具体的な状況、写真などを投稿。位置情報などをつけて救助要請することもできます。
大きな災害時、被災地では無料Wi-Fi「00000JAPAN」(ファイブゼロ・ジャパン)が開放されることがあります。
安否確認や情報収集でネットが必要な時に使うことができます。
ただし、緊急時の利便性を優先して認証手続なしにネット接続する仕組みのため、使用時はセキュリティ面に気をつけてください。
総務省は「緊急時の利便性を優先するため、通信の暗号化等のセキュリティ対策が講じられておらず、通信内容の盗聴や偽のアクセスポイントを用いた情報の窃取が行われるおそれがあります」として、個人情報などの入力に注意するよう呼び掛けています。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
いざという時のために。災害時、スマホ節電の方法は?イラストにまとめました