【あわせて読みたい】海水浴中に地震、どう避難すればいい?津波フラッグとは?「津波を見てから避難は間に合わない」
地震発生直後、なにをすべきで、なにをやってはいけないのか。イラストにまとめた。
揺れがおさまるまでは、身の安全を最優先にし、慌てて行動をしない。
火を使っているときも、ガスは震度5以上で自動的に停止するため、無理に消しに行かない。料理中は、お湯や油をかぶってしまう危険性も。台所から離れ、揺れが落ち着いてから処理をする。
外出中はブロック塀や自動販売機などから離れ、看板やガラスの落下に注意をする。かばんで頭を守るときは、クッションになるよう10cmほど隙間をあける。
停電や避難する際は、ブレーカーを落とし電気器具のプラグをコンセントから抜き、電源が落ちていることを可能な限り確認する。
スイッチが入ったままの電化製品があったり、配線や電気器具が損傷したりしていると、停電の復旧時に「通電火災」の危険がある。
外出中は駅などの人混みに近づかない。パニックになった人々が密集し転倒する「群衆雪崩」の危険性がある。
エレベーターに乗っているときは、閉じ込められるおそれがあるため、全ての階のボタンを押し、最初に止まった階で降りる。
地下街や商業施設などでは、天井が落下する危険性も。できるかぎり柱の近くに寄り、かばんなどで頭を守る。
車を運転している時は、急ブレーキを避けて、ハザードを点け、徐々に道路の左側に停止する。
・無理に火を消そうとしない(揺れが落ち着いてから)
・安否確認の連絡に電話を使わない(電話回線がパンクし、通報に支障)
・ブレーカーやスイッチをつけない、火を使わない(火災の危険)
・外にいる場合、慌てて避難や帰宅をしない(群衆雪崩の危険)
・SNSや口コミで不確かな情報を拡散しない(デマが広がりやすい)
・車に乗って避難をしない(津波からの避難をのぞく。渋滞や緊急車両の妨げのおそれ)
海の近くにいる場合は、津波の危険があるため、揺れを感じたらすぐに高台や高い頑丈な建物の上に避難する。山や崖の近くも、崩落などの危険があるため、斜面からは離れる。
避難をする際は、ブレーカーを落とし、ガスの元栓を閉め、安否情報のメモを残すようにしよう。近所の人とは声を掛け合い、誰かを助ける時は二次災害を防ぐために、複数人で協力しよう。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
地震発生時にやるべきこと・やってはいけないこと【イラスト】