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高性能カメラで撮影されたニュージーランドの鳥の写真がXに投稿され、「精細さが違う」と話題になっています。
投稿したのは、ニュージーランドの生き物屋さん(@Invertebratist)。ニュージーランドの学校に通う17歳で、野生生物の魅力や環境保全についてXで発信しています。いままで4000種類を超える野生の生き物を撮影してきたそうです。
投稿のヒジリショウビンは、ニュージーランドとオーストラリアに生息する、カワセミに近縁な鳥。5000万画素のカメラを駆使したそうで、瞳の部分を限界までズームしても、瞳に写る青空までくっきり見えるほどのすさまじい性能に驚いたそうです。
ただ高性能カメラは高額だったようで、「バイト代さようなら…」と呟きました。
コメント欄には「美し過ぎます😆」「スマホの30倍望遠とは精細さが違うな」「バイト頑張っていいの撮影できましたね💕」「素敵な投資です」「そこまで拡大してピントが合ってるのがすごいですよ」「一周回って逆に絵かとおもった」と反響が寄せられました。
ニュージーランドの生き物屋さんは、過去に貝類化石に関する研究についての共著もあり、現在はニュージーランドの離島の土壌動物相についての論文に取り組んでいるといいます。
投稿の画像について、「放課後に学校近くの干潟で撮影したもので、ヒジリショウビンのエサであるカニたちが泥から出て歩き出す干潮時を狙って撮影しました」と説明。
撮影でこだわったポイントをたずねると、羽毛の美しい構造色を最大限に写し取るため、太陽光が最適になるまで数時間、鳥を観察しつつ待機したといいます。「鳥の目線から撮るために干潟を這った結果、カメラと服は泥まみれになりましたが、これは私にとっては日常茶飯事です」と話しました。
また、干潟を這って撮影するのは、鳥を怖がらせずに近づくためでもあるそう。命懸けで生きている鳥たちを撮影のために怖がらせるのは、身勝手で鳥に失礼な行為であるばかりか、その鳥がもう来なくなってしまうという事態も招きかねないといいます。
ただ、這って近づくには限界があるため、個人的に「これ以上は近づかない」という距離を決めているほか、鳴き声や表情など、鳥がストレスを感じている兆候が見られたら、すぐに距離をおくかその場から立ち去るようにしているそうです。
ヒジリショウビンの魅力について聞くと、「太陽光で光り輝く緑青色の構造色が大好き。日本のカワセミと比べると若干体長が大きくより緑がかった色をしていて、とくに肉眼で観察できると眼福の極みです。私は写真でこの感動を伝えたく、彼らの姿を撮影しています。また、やけに大きいクチバシとちょこんとした足も魅力的です」とのこと。
ちなみに、今まで撮影した生き物のなかで特に衝撃的だった生物は『カギムシ』。質感、動き方などどれをとっても唯一無二だったと語りました。
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高性能カメラで撮影した写真を限界までズームすると⇒「ここまで見えるの!?」ニュージーランドの鳥の姿が話題