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韓国の音楽グループ「東方神起」の元メンバーで、歌手、俳優として活動するジェジュンさんが2023年に立ち上げた芸能事務所「iNKODE」は、日本法人「iNKODE JAPAN」を7月に設立すると発表した。
同社はK-POPアーティストの労働問題や契約問題などの様々な課題に向き合うことを目標にしており、今後、iNKODEからデビューするアーティストやタレントの日本でのマネジメントやプロモーション展開も手がけていくという。
「iNKODE」はジェジュンさんと、韓国の芸能事務所CUBEエンターテイメントの副社長だったノ・ヒョンテさんによって2023年に設立された。
ジェジュンさんは、CSO(最高戦略責任者)を務めており、会社の経営戦略や新人アーティスト、タレントの育成にも携わってきた。2023年にはアイドルグループ結成のためのグローバルオーディションも開催された。
ジェジュンさんは2003年に東方神起のメンバーとしてデビューし、その後音楽ユニットJYJを結成。近年ではソロアーティスト、俳優として活動しており、2024年にデビュー20周年を迎えた。日本のテレビ番組などにも数多く出演している。
iNKODEは「昨今話題となっているK-POPアーティストの労働問題や契約問題をはじめとした音楽業界に蔓延する様々な課題に向き合い、アーティストとファンの方々が共に幸せになることを目標」にしており、ジェジュンさんも「CSOという立場からK-POPアーティストと事務所が抱える問題の解決に自ら取り組みたい」と考えているという。
日本法人の設立に伴い、ジェジュンさんは「人を扱うマネジメントにおいては、ビジネスを行う前に大切なことがあります。それは、所属するアーティストたちにしっかりと人格形成の教育を丁寧に行い、ファンとの交流を深く行うことができるよう、そのための道筋を作っていくことだと考えています」などとコメントしている。
皆さん、こんにちは。JAEJOONG(ジェジュン)です。
去年、韓国でiNKODEを設立した後、iNKODEのビジョンや目標を反映した会社を日本でも作れないかと模索していました。簡単な道のりではありませんでしたが、多くの方々のご協力のおかげでついにiNKODE JAPANを設立することができました。
人を扱うマネジメントにおいては、ビジネスを行う前に大切なことがあります。
それは、所属するアーティストたちにしっかりと人格形成の教育を丁寧に行い、ファンとの交流を深く行うことができるよう、そのための道筋を作っていくことだと考えています。
また、それには支えてくださる方々と協力して、目標に到達できるような会社に成長させることが必要不可欠だと思っています。
今後も、エンターテインメント業界に新たな歴史を刻みながら、ファンの皆さんのそばで、ずっと心に響く感動と楽しさを贈り続けたいと思います。誰も見たことがないような多彩なエンターテインメントをお見せしていきますので、これからiNKODE JAPANの活躍にご期待いただけますと幸いです。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
元「東方神起」のジェジュンが立ち上げた芸能事務所、日本法人設立へ「アーティストに人格形成の教育を丁寧に」