1: 通りすがりのコメンテータ身内の迫害逃れ来日4年 同性愛のアフリカ人男性、強制送還おびえ
同性愛を理由に身内から激しい暴力を受けた男性が国を逃れ、日本に身を寄せている。異国での生活は4年以上となり、今は働くことを禁じられ、健康保険に加入もできない。それでも「国に帰るなら、日本で亡くなるか投獄された方がましだ」と言う。自分が母国に送り返されるかどうかに関わる法律が6月に施行され、男性は懸念を深めている。
危害を加えてきたのは、父親や弟ら家族だった。2019年初頭、窓がない自宅の一室に10日以上監禁され、手足をホースのようなもので毎日殴られた。監禁から解かれた後は追いかけてきた父親に車でひき殺されそうになった。助けを求めて駆け込んだ警察では逆に「逮捕する」と迫られて、保護を受けられなかった。
アフリカ出身で性的少数者の30代男性は、同性の恋人がいることを家族に知られ、激しい暴力にさらされたと訴える。母国では同性間の性交渉は違法とされている。名前や実年齢、出身国を伏せて、顔を写さないことを条件に取材に応じた。
「国を出るしかない」と19年末に観光ビザで恋人と来日した。日本を選んだのは「他の国より…
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アフリカ人男性「同性愛がバレて祖国に住めなくなったので日本に来ました。難民として受け入れて下さい」