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アメリカ・テキサス州のサファリパークで、トラックの荷台に乗っていた幼児がキリンに持ち上げられる事案が発生しました。衝撃の瞬間を捉えた動画が話題を呼んでいます。
2歳のペイズリー・トーテンちゃんは家族と共に、車で園内を回りながら動物に餌をあげることのできるサファリパーク「フォッシル・リム・ワイルドライフ・センター(Fossil Rim Wildlife Center)」を訪れました。
事件は、ペイズリーちゃんたち家族がトラックの荷台からキリンに餌をあげていた時に発生。後続の車の目撃者が撮影した動画には、キリンがペイズリーちゃんの服をくわえ、持ち上げる様子が映っています。
ABC newsが公開した動画には、それまで和やかに会話していたペイズリーちゃんの家族が、キリンの突然の行動に悲鳴をあげる瞬間も記録されていました。
しかし幸いなことに、キリンはすぐにペイズリーちゃんを口から離し、車内に戻しました。落ちてきたペイズリーちゃんを、母のシエラ・ロバートさんが無事受け止めたといいます。
Good Morning Americaによると、ペイズリーちゃんにけがはありませんでした。ペイズリーちゃんの父ジェイソン・トーテンさんは、Good Morning Americaのインタビューに「キリンはエサを食べようとしていただけですが、もらおうと思っていた以上のものを手に入れてしまいました」とコメント。「心臓が止まるかと思いました」と恐怖を語った一方で、キリンや施設側に非はないとし、再度パークを訪れる予定だと話しました。
騒動の後に土産店でキリンのぬいぐるみを買ってもらったというペイズリーちゃん。「キリンは好き?」という質問に、笑顔で「うん」と答えており、キリンを嫌いになることはなかったようです。
フォッシル・リム・ワイルドライフ・センターのウェブサイトには、キリンに限り、手から直接エサをあげることが可能と書いてあります。
しかし同施設は今回の件を受け、来園者がトラックの荷台に乗って園内を回ることを今後禁止するという声明を発表しました。
声明では「当園にとってお客様と動物の安全は常に最優先事項です。当園ではこれまで同様の事件は発生していませんが、再発防止のため直ちに対策を講じます」と説明しています。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
幼児がサファリパークでキリンにくわえられ宙に浮く。父「心臓止まるかと」 アメリカ【動画】