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猛暑が予想される今年の夏。そんな中気になるのは「電気代」ですよね。
ダイキン工業は、節電方法として誤解されやすい4つのケースについて、効果的な節電方法と具体的な節電効果を検証しました。
2023年7月に実施した「エアコンの節電に関する実態調査」で、約6割の人がエアコンの節電方法を誤解していることが明らかになりました。
エアコンの正しい節電方法を広める必要性があることから、4つの検証を実施。
その内容と結果を紹介します。
◇調査方法
エアコン冷房の風量設定「弱」と「自動」それぞれで、日中11時間(午前8時~午後7時)つけっぱなしにし、消費電力量を計測。1カ月あたりの電気料金の違いを調査しました。
◇エアコンの設定
冷房運転
・設定温度:26℃ 風量:弱(風量しずか)
・設定温度:27℃ 風量:自動
◇結果
風量は「自動」の方が節電になる(1か月換算で990円節約)
ダイキンは「風量『自動』の方が消費電力量が約3割少ないという結果になりました。1か月換算では、風量『自動』は『弱』と比べて電気代が約990円少なくなります」と説明しています。
◇調査方法
エアコン冷房の風向設定「ななめ下」と「水平」それぞれで、 日中11時間(8:00~19:00)つけっぱなしにし、消費電力量 を計測。1ヵ月あたりの電気料金の違いを調査しました。
◇エアコンの設定
冷房運転
・設定温度:26℃ 風向:ななめ下
・設定温度:27℃ 風向:水平
◇結果
風向は「水平」の方が節電になる(1か月換算で930円節約)
ダイキンは「風向『水平』の方が消費電力量が約3割少ないという結果になりました。1か 月換算では風向『水平』は『ななめ下』と比べて電気代が約930円少なくなります」と説明しています。
◇調査方法
真夏の日中(13時~15時)、設定温度を1℃下げるのと、風量設定を 「強」にするのとでは、どちらが節電になるのか、消費電力量 を計測し、電気料金の違いを調査しました。
◇エアコンの設定
冷房運転
・設定温度:26℃から25℃に下げる(13:00~15:00)
・設定温度:28℃ 、風量:「自動」から「強」(13:00~15:00)
◇結果
風量を「強」にする方が節電になる(消費電力量が約半分)
ダイキンは「設定温度を『1℃下げる』と1.13kWh、風量『強』にすると0.52kWhとなり、風量『強』は、設定温度を『1℃下げる』場合と比べて消費電力量が約半分になりました」と説明しています。
◇調査方法
室外機の上の濡れタオル「あり」と「なし」それぞれで、日中 11時間(8:00~19:00)つけっぱなし、消費電力量を計測。1ヵ月あたりの電気料金の違いを調査しました。
◇エアコンの設定
冷房運転
・設定温度:26℃ 濡れタオル:あり
・設定温度:27℃ 濡れタオル:なし
◇結果
濡れタオル「なし」の方が節電になる(1か月換算で1020円節約)
ダイキンは「濡れタオル『なし』は消費電力量が約3割少ないという結果になりました。 1か月換算では、濡れタオル『なし』は『あり』と比べて電気代が約1,020円少なくなります」と説明しています。
正しい節電方法を知って、今年の夏も乗り越えましょう。
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エアコン・冷房の「節電術」、どっち正しいか知ってる?誤解しがちな4例を検証「消費電力量が約半分に」