ピューリッツァー賞がアメリカの学生ジャーナリストを賞賛。イスラエルのガザ侵攻に反対する大学での抗議活動を報道

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アメリカの優れた報道に贈られるピュリツァー賞の理事会は5月2日、公式ホームページでアメリカの学生ジャーナリストを称える声明を発表した。

4月中旬以降、アメリカの複数の大学で、イスラエルのガザへの侵攻・虐殺に反対する抗議活動が行われている。デモ参加者らはイスラエルに武器を売却している企業などへのダイベストメント(投資引き上げ)を大学に求めている。

抗議活動の輪は、コロンビア大学からイェール大学、ハーバード大学、ニューヨーク大学、マサチューセッツ工科大学、ミシガン大学、カリフォルニア大学などに広がっている。

ニューヨークのコロンビア大学キャンパス内の野営地をデモ行進する学生たち=2024年4月29日

コロンビア大学では4月30日、デモ参加者が占拠していたハミルトンホールに警察隊が突入し、約100人の学生などのデモ参加者が逮捕される事態に陥っている

CNNによると、これらの抗議活動の現場では多くの記者が逮捕されたり締め出されているようだ。そんな中、学生ジャーナリストの報道が注目されている。

コロンビア大学が運営するピューリッツァー賞の理事会は声明で、コロンビア大学に警察隊が突入した際、困難かつ危険な状況下で、逮捕される危険を冒しながらも、学生ジャーナリストが「並外れたリアルタイムの報道」をしたと説明。

「全米で最も優れた勇気あるジャーナリズムを選ぶにあたり、全米の大学キャンパスで、個人的にも学問的にも大きな危険に直面しながら、抗議デモや騒乱を取材している学生ジャーナリストのたゆまぬ努力を称えたいと思います」と学生ジャーナリストらを称えた。

ピューリッツァー賞の声明

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オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
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