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世界的なウェディングドレスデザイナーで、ブライダルファッション界の草分け的存在である桂由美さんが死去したことがわかった。94歳だった。
「ユミカツラインターナショナル」が4月30日、公式インスタグラム(yumikatsurajapan)で発表した。
ユミカツラインターナショナルは、「1965年以来ユミカツラのクリエイティブディレクターを務めてきた桂由美(かつら・ゆみ/94歳)の逝去を発表します」と投稿。
桂さんについて、「花嫁の夢を叶えるため奔走し続け、日本人女性にぴったりのウエディングドレスや打掛をはじめとする婚礼衣装の開発をしました」と紹介し、「1965年には着用率がたったの3%だったウエディングドレスも、現在では90%以上の花嫁が着用するようになった」とした。
その上で、「“婚礼衣装の選択肢を増やしたい”とブライダル革命を起こし続けた桂由美の功績に触れることなしには日本のブライダルは語ることができないでしょう」と称えた。
国内だけにとどまらず、ニューヨークやローマ、パリなど30カ国以上へと活動の場を広げ、世界中の花嫁に影響を与えたとし、「日本の伝統美や技術を継承し発信していく試みは、世界的に評価された」とつづった。
この投稿には、桂さんのブランドのドレスを結婚式で着用したという人たちから「ずーっと着ていたい!!と思えるような素敵なドレスと打掛でした」「みんなからもキレイだよと言われ、忘れられない一生の思い出になりました」などのコメントが相次いでいる。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
桂由美さんが死去。ウェディングドレスの世界的デザイナー。結婚式で着用した人は「一生の思い出」