「オンオン泣いちゃう」花王メリット広告の育児エピソード、感情を揺さぶられる人が続出中

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大手消費財化学メーカー・花王が手がけたメリットの広告が「泣ける」と話題です。

発売から50年以上、小さな子どもからお年寄りまで使える家族シャンプーとして親しまれてきたメリット。何気ない日常に詰まった“家族愛”を描いた新CMが4月1日から放送されています。

広告はJR東日本の首都圏の電車内にも掲載されていました。

「遠くまで行ってほしいし、ずっと近くにいてほしい」という自転車の練習シーンと、「最終回は気づかないうちに終わっていく」という入浴シーンについて、それぞれエピソードを紹介しています。

自転車の練習では、転んでばかりだった子どもが急に上手に乗れるようになった瞬間を捉えて「手が届かないところまで行く。これからもきっと」と親の心情を描写。入浴シーンでは、子どもから「今日からシャンプーを自分でする」と言われ、「昨日のが最後のお手伝いだったんだ」と回想している。

「遠くまで行ってほしいし、ずっと近くにいてほしい」
「最終回は気づかないうちに終わっていく」

車内で広告を見つけた人も多く、SNSでは「こんなんオンオン泣いちゃうよ」「胸が締め付けられました…😢」「コメント欄のみんなの体験談読んでまた涙が…」「育児ってこういうことの繰り返しだよね」と反響が広がっています。

実際に育児を経験していると思われる人も多く、「『ママやって』『抱っこ』なんて、言ってくれるのほんの少しの間だけだもんね」「しっかり目に焼き付けようと思った」と共感の声が続出。

ハフポスト日本版は、花王・ヘアケア事業部のメリット担当者に話を聞きました。

今回制作したCMや電車広告は、家族との日常にあるかけがえのない瞬間や、家族のことを愛おしく思える瞬間を描いているそうです。

キャッチコピーについては、「メリットが大切にしてきた『家族』という存在は多様化しています。様々な形がある中で、今までもこれからも変わらない『家族愛』という普遍的な価値を広告に込めることを決めた」とのこと。

反響については、「担当一同、今回の広告について非常に多くの反響を頂き嬉しく思います。これからもブランドの思いを発信しつづけていきたい」と話していました。

このシリーズは第一弾。「今後も家族を想う気持ちに寄り添い、さまざまな家族愛を応援してまいります。これまで家族の幸せを考えつづけてきたブランド価値をベースに、より一層『家族シャンプーのメリット』を皆さまにも知って頂きたい」と付け加えました。

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Haruka Kamiura