今週末は東京や大阪など、東日本・西日本の広い範囲で桜が見頃を迎えます。
東京の人気花見スポット、上野恩賜公園や目黒川、芝公園なども満開になる予想です。
今週末に見頃となる桜名所と天気をお伝えします。
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・目黒川沿い(東京都)
目黒川は都内で随一の人気桜名所です。川の両岸に約800本のソメイヨシノが植えられています。川沿いを散歩しながらゆったりとお花見を楽しむことができます。夜になると美しくライトアップされ、昼間とはまた違った幻想的な景色になります。
・千鳥ヶ淵緑道(東京都)
約700mの遊歩道に約260本のソメイヨシノなどの桜が見事に咲きます。近くには区営ボート場があり、お濠から見上げる桜は格別です。さくらまつり期間中はライトアップが行われる予定です。
・上野恩賜公園(東京都)
桜の本数は約800本、東京都台東区にある江戸初期からの桜の名所です。「秋色桜」とよばれる清水観音堂内のシダレザクラが有名です。今週末は満開を迎えている予想です。
・代々木公園(東京都)
ソメイヨシノを中心にオオシマザクラ、サトザクラ、河津桜など約600本の桜が咲き誇ります。桜の園、中央広場、フラワーランド周辺が桜を見るのに絶好の場所です。
・井の頭恩賜公園(東京都)
公園全体で400本の桜があります。池にせり出した満開の桜が咲き誇るさまは見事な景色です。西園では早咲きの桜が3月初め頃から咲き始め、多品種の桜を4月中旬頃まで鑑賞できます。
・大宮公園(埼玉県)
歴史ある大宮公園内に約1000本の桜が咲き乱れます。「さくらの名所100選」にも選ばれています。現在見頃を迎え始め、現在5分咲きで、今週末は満開の桜を鑑賞できそうです。
・幸手権現堂桜堤(県営権現堂公園)(埼玉県)
ソメイヨシノによる千本桜のトンネルが1kmに渡って続き、隣には広大な菜の花畑が広がります。桜の淡いピンク色と菜の花の鮮やかな黄色のコントラストが美しいスポットです。
この時期らしい気温で、日陰では少しひんやりと感じるかもしれません。春物コートに、カーディガンやストールなどで調節できるようにしておくと良さそうです。
・山高神代桜(山梨県)
樹齢約2000年の山高神代桜は、日本三大桜の一つに数えられ、国指定天然記念物で日本最古の桜といわれています。日本武尊が植えたという言い伝えがあり、悠久の時を感じる古木です。桜の開花にあわせて約8万本のラッパ水仙が咲き誇ります。
・身延山久遠寺(山梨県)
鎌倉時代に日蓮聖人によって開かれたお寺です。境内には「全国しだれ桜10選」にも選ばれた樹齢400年の古木をはじめ、多数のしだれ桜が咲いています。現在満開で、今週末まで見頃の桜が楽しめます。
・鶴舞公園(愛知県)
約750本のソメイヨシノなどが咲き、「日本さくら名所100選」に選ばれています。2024年のさくらまつり3月15日(金)〜4月7日(日)に開催予定で、期間中はキッチンカー出店やライトアップなどを楽しめます。
・名古屋城(愛知県)
春夜桜期間中(3月下旬〜4月上旬)は開園時間が19時30分まで延長され、夜桜が楽しめるように城内がライトアップされる予定です。
・根尾谷淡墨ザクラ(岐阜県)
樹齢1500余年の淡墨桜は国指定の天然記念物で、幹や枝からは生命のエネルギーが感じられます。つぼみのときは薄いピンク色、満開になるとつややかな白色、散りぎわには特異の淡い墨色を帯びるのが特徴です。
気温は高めで、昼間は上着なしでも過ごせそうです。
・又兵衛桜(本郷の瀧桜)(奈良県)
樹齢300年ともいわれる県の保護樹で、戦国武将後藤又兵衛の伝説と、後藤家の屋敷があったとされる場所にあることから、この名がつけられました。周辺には桃の木も植えられており、4月上旬〜中旬にかけて桜とともに咲き誇ります。
・大阪城公園(大阪府)
約3000本の桜が広大な大阪城公園全体を埋め尽くします。西の丸庭園(有料)ではソメイヨシノを中心に約300本の桜を楽しめ、玉造口には遅咲きの八重桜が植えられておりシーズン最後まで楽しむことができます。
・醍醐寺(京都府)
豊臣秀吉が「醍醐の花見」を行ったことでも知られる桜名所です。国宝の五重塔などが立ち並ぶ境内に、しだれ桜、ソメイヨシノ、山桜、八重桜など、約700本に及ぶ桜が咲き誇ります。すでに見頃を迎えています。
・嵐山(京都府)
古くから嵐山は歌枕として多くの歌に詠まれているように、春は桜、秋は紅葉の名所として有名です。すでに満開を迎えており、今週末は見頃の桜を楽しめます。
・彦根城(滋賀)
彦根城周辺に約1100本の桜が咲きほこります。「屋形船」を使ったり、内堀から堀端をゆったりしたり、満開の桜を楽しめるスポットです。
・姫路城(兵庫県)
約1000本の桜が咲き誇り、「さくら名所100選」にも選定されています。見所は三の丸広場の桜並木や、西の丸庭園のソメイヨシノやシダレザクラです。
気温は高めで、昼間は上着なしでも過ごせそうです。
・宮島(広島県)
国重要文化財である大鳥居や多宝塔などと、見事に咲き誇る1900本の桜とのコラボレーションを見ることができます。
・津山城(鶴山公園)(岡山県)
「日本さくら名所100選」にも選ばれた西日本有数の桜の名所です。3月23日(土)〜4月7日(日)のさくらまつり期間中は、ライトアップが予定されています。
・特別名勝栗林公園(香川県)
国の特別名勝に指定された名園に、約300本のソメイヨシノ、エドヒガン、ヤマザクラなどの桜の木があります。桜の開花に合わせてライトアップも実施される予定です。
・松山城山公園(愛媛県)
城山山頂の本丸周辺にはツバキカンザクラやソメイヨシノなど約200本が咲き乱れます。松山春まつり期間中にはロープウェイの夜間運行が実施される予定です。
南岸に停滞する前線の影響で、四国は太平洋側の地域を中心に雨が降りやすくなります。お花見に行く際は折りたたみ傘をお持ちください。
中国・四国ともにお花見は6日(土)の方がおすすめです。気温は高く、昼間は上着なしでも過ごせそうです。
・由布院・大分川沿いの桜並木(大分県)
御幸橋(みゆきばし)から見る由布岳、桜、大分川の景色が美しい桜名所です。今週末まで満開の桜が楽しめます。
・舞鶴公園(福岡県)
ソメイヨシノや八重桜など約1000本の桜が咲きます。一番の見所は上之橋からの風景です。桜がお濠の水面に映る姿は幻想的で写真に収めておきたいポイントです。
・小倉城(福岡県)
福岡県内唯一の天守閣小倉城では「お城と桜」の美しい風景を楽しむことが出来ます。日没後にライトアップされた幻想的な夜桜も必見です。4月7日(日)まで「小倉城桜まつり」が開催中です。
・熊本城(熊本県)
平成28年熊本地震で被災し、復旧が続く熊本城。現在は、被災状況や復旧工事の過程を見学できる「特別公開(有料)」を実施中です。特別見学通路や天守前広場から、美しい桜を眺めることができます。また、無料エリアである二の丸広場や長塀通りからも桜を楽しめます。
気温は高く、昼間は上着なしでも過ごせそうです。
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