【悲報】 毎年10万人の中国の若者が日本の永住権取得を目標へ!!!!

1: 通りすがりのコメンテータ

米国境警備隊員らの前で並ぶ、中国からの不法移民ら=今年1月、カリフォルニア州(共同)

ゴーストタウン(鬼城)ばかりではない。中国から外資が去り、外国企業が撤退し、かつての工業地帯、
例えば、広東省東莞(とうかん)市や浙江省温州市など、がらんどう(がら空き)である。

米作家、マーガレット・ミッチェルの長編小説『風と共に去りぬ』の英語原題は「GONE WITH THE WIND」
である。

香港の英字新聞「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」が2月16日、「去った」(GONE)と皮肉を込めて報じた。
中国の経済繁栄が終わり、不動産バブルが破綻し、贅沢(ぜいたく)を楽しんだ時代が「去った」と、
多くの中国人が認識している実態を伝える記事だ。

米国でも、カレッジ卒の52%は、ファストフードなど、大卒資格を必要としない仕事に就いているという
(=Burning Glass InstituteとStrada Education Foundationの調査)。

中国では、4年制大学を出ても半分近くにまともな職がない。だから、結婚しない、子供はつくらない。
出生率は多分1・0を割り込んだ(=2022年時点の合計特殊出生率は1・09)と推測される。

日米欧の大学を目指し、「永住権をとろう」が中国の若者たちの目標になった。

大学院へ進んだ中国人の若者が300万人(日本の大学院生8・8万人)。
海外留学が40万人、いずれもモラトリアムを求めてのこと、かつてのように、「何が何でも学問を究めて故郷に錦を飾る」
というガッツは消え失せている。

・米国への不法移民増加
旧正月が終わり、職場に戻ったら経営者が夜逃げをしていた。失業者は職探しに血眼だが、
地方公務員でも給与の半年遅配が伝えられる。

生活の余裕がないから、旅行は「安い、近い、短い(安近短)」が合言葉となった。
今年の旧正月は、杭州から香港への「日帰り」ツアーが新記録だったという。
地方の庶民とは無縁の、北京や上海、ハルビンへの国内旅行も、やや盛況だったとされる。

海外脱出も、欧米や中東での肉体労働市場くらいで、隙間がアフリカである。
おそらく、アフリカ(54カ国)に25万人を超える中国人が移住した(米ジョンズ・ホプキンス大学)。
また、エクアドル経由で米国境まで約3700キロも密林などを歩き、
米国へ不法入国する移民も2023年だけで数万人とされる。

米国で乱用が社会問題になっている医療用麻薬「フェンタニル」密輸に中国マフィアが深く絡んでいる。
一方で、国連によると、海外亡命を求める中国人が19年以降、毎年10万人を超えている。
民主主義国家への亡命希望が大半という。嗚呼、悲しき中国人!

■宮崎正弘
2024.3/23 10:00
https://www.zakzak.co.jp/article/20240323-HFVJ6SIO5ZJIFAXCUIHZLBGIIA/

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