7年間も迷子だった飼い猫、意外な場所で見つかる。すっかり高齢になったけど特徴の「寄り目」はそのままだった【画像】

2017年に行方不明になる前のケビン・デュラント

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米ジョージア州ウォーカー郡で、飼い主のもとから脱走した猫が7年ぶりに意外な場所で見つかり、話題になっている。

テレビ局WTVCによると、2017年から行方不明になっていたのは「ケビン・デュラント」という名前のシャムのミックスだ。青色の寄り目がチャームポイントで、当時5歳だった。

玄関先で遊ばせていたところ、フェンスの一部が緩んでいたらしく、そこから逃げ出してしまった。

飼い主は数週間かけてドローンを使うなどして捜したが、見つけることができなかった。近所にはコヨーテなどが生息する森が広がっているため、生き延びれる可能性は低いと諦めていたという。

しかし、ウォーカー郡の動物保護局にかかってきた1本の電話で事態が動いた。

近所に住む子どもが猫にかまれたという報告の電話だった。同局が調べたところ、かみついた猫に装着されたマイクロチップから飼い主の名前や連絡先が判明した。

飼い主が所属する動物保護団体の説明によると、ケビン・デュラントは迷子になってから7年、自宅から1マイル(1.6キロ)のところでほかの猫たちと集団をつくり暮らしていたのだ。

この猫たちには面倒を見てくれる人物がおり、ケビン・デュラントには去勢手術が施してあった。

長期にわたって厳しい環境で暮らし、12歳と高齢になったケビン・デュラント。毛の色は以前より少し薄くなり、毛並みも荒くなったように見える。しかし、迎えに行った飼い主を見つめる目は、子どものころからケビン・デュラントの特徴だった青色の寄り目だった。飼い主はWTVCの取材に、「すぐにわかるか不安でしたが、目を見てすぐに愛猫だとわかりました」と話している。

ケビン・デュラントはゆっくり休みながら、久しぶりの我が家での暮らしに再び慣れているところだという。

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Sena Sasaki