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アメリカ・ロサンゼルスで3月10日(現地時間)に開催された第96回アカデミー賞授賞式で、『オッペンハイマー』が作品賞などを含む7部門を受賞した。
作品の中心となった、原爆を作った科学者J・ロバート・オッペンハイマーを演じたキリアン・マーフィーさんも最優秀男優賞を受賞。
マーフィーさんは受賞スピーチで、監督やクルーに感謝を述べた後、以下のように続けた。
「私たちは、原爆を作り出した人物についての映画を作りました。そして良くも悪くも(for better or for worse)、私たちはオッペンハイマー以降の世界に住んでいます。この賞は、世界中で平和を維持してくれている人々に捧げたい」
他にも監督賞をクリストファー・ノーランさん、助演男優賞をロバート・ダウニー・Jr.さん、作品賞をプロデューサーのエマ・トーマスさんらが受賞しスピーチを行ったが、原爆について言及したのはマーフィーさんだけだった。
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「私たちはオッペンハイマー以降の世界に住んでいる」主演俳優が受賞スピーチ【アカデミー賞2024】