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リクルートが発行する旅行情報誌「じゃらん」が、「会いに行きたい一本桜ランキング」を公表しました。
一本桜とは、その名の通り1本だけ植えられている桜。力強さを感じたり、歴史を想像したりと、さまざまな楽しみ方があります。では、早速見てみましょう。
調査は1月24〜26日、インターネット上で行われ、全国の1034人(20〜50歳代)が回答しました。その結果、10位から4位まで次のような結果となりました。
10位:根尾谷淡墨ザクラ(ねおだにうすずみ)【岐阜県】
9位:一心行の大桜【熊本県】
8位:三春滝桜【福島県】
7位:本郷の瀧桜(又兵衛桜)【奈良県】
6位:六義園の一本桜【東京都】
5位:伊佐沢の久保ザクラ【山形県】
4位:わに塚のサクラ【山梨県】
8位の三春滝桜は、推定樹齢1000年以上といわれるベニシダレザクラです。四方に広げた枝から、薄紅色の小さな花が流れ落ちる滝のように咲くことから「滝桜」と呼ばれるようになったといいます。
4位のわに塚のサクラは、樹齢約330年のエドヒガンザクラ。1989年に韮崎市の天然記念物に指定されています。富士山や八ヶ岳を背景に撮影ができる絶景のロケーションで、メディアやポスターなどでも取り上げられたことのある桜の名所です。
それでは、3位から1位の発表です。
3位:吉高の大桜【千葉県】
樹齢400年を超える孤高の一本桜。樹高は10m、枝張は25mを超え、満開になると、ピンクの小山のような威容を誇ります。ソメイヨシノより1週間ほど遅く開花し、満開の期間は2~3日程度と短いのが特徴です。
2位:小岩井農場の一本桜【岩手県】
岩手山麓に広がる広大な小岩井農場には、樹齢約100年のエドヒガンザクラがあります。もともとは放牧していた牛を日差しから守るために植えられた「日陰樹」ですが、残雪の岩手山とのコントラストが美しく、春の訪れを告げる風景として親しまれています。
1位:出水のしだれ桜【京都府】
京都御苑の南西部、出水の小川の近くに咲くシダレザクラは、樹齢800年ほどとも言われています。花びらが大きく、八重咲きなのが特徴で、まるで傘を広げたような枝ぶりも迫力満点。そのほか、苑内では5月上旬頃まで様々な種類の桜を楽しむことができます。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
この春見たい「1本桜」ランキング。1位は樹齢800年?傘を広げたような枝ぶりが迫力満点