今日2月26日(月)は天気の回復した関東や東海で、太陽を囲む虹色の環が見えているところがあります。これは、花粉が大量に飛散していることを示唆する光学現象「花粉光環」とみられます。
ウェザーニュースの独自観測では、雨上がりの強風で花粉が飛散している状況がとらえられています。
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「花粉光環」とは、花粉の粒子によって太陽の光に回折・干渉が生じ、色が分かれて見える現象です。太陽の周囲を囲むように幾重にも虹色の環が見られるのが特徴で、花粉の飛散量が多いほどはっきりと見られます。
» 今日の投稿写真 魔のサークル「花粉光環」
※太陽を直接見ると目を傷めるおそれがあるため、直接見ないようにしてください。
今日26日(月)は冬型の気圧配置になり、関東や東海では天気が回復して日差しが届いています。雨上がりの晴天は、花粉が飛びやすくなる気象条件の1つです。さらに、北風が強く吹くため、大量の花粉が飛散しているものとみられます。
関東や東海ではこれから夕方もかけても同じような気象条件が続きます。花粉の大量飛散が続くおそれがあり、洗濯物を外に干している場合は花粉をしっかりと払ってから取り込むようにしてください。外出の際はマスクに加え、花粉症の方は早めの服薬や眼鏡の使用も欠かせません。
ウェザーニュース独自の花粉観測機「ポールンロボ」を利用した解析結果によると、スギ花粉の観測数は、飛散開始が例年よりも早かった昨年と比べてもペースが早く、今日26日(月)になって一日あたりの飛散数も増加している状況がわかります。
関東各地はすでにスギ花粉の本格飛散シーズンに突入していて、晴れた日や気温の高い日、風の強い日は特に飛散量が多くなっています。今日も強い風に乗って花粉が飛散していることがポールンロボの解析からわかります。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿) Y さん ゆるひで さん
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