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2月19日にアメリカ西部サンフランシスコから東部ボストンに向かっていたユナイテッド航空機の翼の一部が破損し、緊急着陸した。
乗客が撮影した動画には、飛行中のボーイング757-200の右翼の一部が、損傷している様子が映っている。
撮影したケビン・クラークさんは「私たちは飛行機の翼がバラバラになる中でデンバーに着陸しようとしています。間も無く着陸し、この悪夢は終わるでしょう」と語っている。動画はクラークさんの妻によってFacebookに投稿された。
クラークさんは別の動画で、パイロットが来て窓から翼を確認したとも説明している。パイロットは「本部」から、「まだ安全に飛行できる状態だが、デンバーで飛行機を変えるべきだ」と言われたという。
また、メイン州のテレビ局WMTWの取材で「飛行機が離陸して上昇し始めたところで、これまでに聞いたことのないような、信じられないほどの大きな振動音が聞こえました……何事だろうと思ったのですが、数秒で止まりました」と語っている。
コミュニティサイトRedditにも、同じ飛行機の損傷を写したと思われる写真が投稿されている。
ユナイテッド航空は今回の問題について「翼のスラットに問題があった」と声明で説明。165人の乗客は無事にコロラド州デンバーに着陸し、別の飛行機で同日夜遅くにボストンに到着した。
連邦航空局が21日に発表した予備調査では、問題の起きた飛行機は離陸中にスラットが裂けたと書かれている。
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
飛行機の翼が損傷「信じられないほど大きな振動音」。米横断中に起きた「悪夢」を乗客が撮影