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2024年はデニムやスラックスなどのボトムスを脱いで、下着を堂々と見せて出かけることが、本格的なファッショントレンドになるかもしれない。
「BRITISH VOGUE」でヨーロッパ・ファッション・フィーチャーズ・ディレクターを務めるジュリア・ホッブズさんが新たな流行の予想を公表し、「インディペンデント」や「テレグラフ」など大手メディアが取り上げている。
ホッブズさんが流行るとみるのは「ボトムスを履かない」というスタイル。「脱皮のようなもので、自分らしくありたいという気持ちの現れです。セーターを着て、下はタイツだけというファッションを披露するセレブの姿をInstagramでよく見かけます」とBBCラジオ4の番組「Woman’s Hour」(2023年12月28日配信)で語っている。
Netflixの「ザ・クラウン」でダイアナ妃を演じたイギリスの俳優のエマ・コリンさんは2023年9月、緑色の毛糸のパンツに同じ色のカーディガンを合わせたファッションで第80回ベネチア国際映画祭に登場し、話題になった。
ホッブズさんによると、「ボトムスを履かない」スタイルはこれまでにまったくなかったファッションではない。1960年代に流行った複雑さがなく、基本的なスタイルの再興だという。
イギリス・ロンドンで2023年8月末、ホッブズさんも自ら「ボトムスを履かない」ファッションで職場まで通勤してみた。ベージュのハイネックを透け感のあるテラコッタ色のタイツに押し込み、ゴールドのスパンコールがあしらわれたパンツを履くというスタイルだった。
ホッブズさんは「職場の同僚はこういう光景に慣れているので驚きませんでしたが、地下鉄では数人に『なんだろう』という目で見られました」と打ち明けている。
このファッションは年齢も性別も体格も問わないものだ。ホッブズさんによると「VOGUE JAPAN」の男性同僚も挑戦したという。
このスタイルをうまく着こなす上で念頭に置いておくといいのが、カジュアルな着こなしを心がけるということのようだ。
初心者へのアドバイスとして、ホッブズさんはヒップハンガーから始めることを勧めている。これに66デニールのタイツを合わせると、自然な着こなしができるのだという。
慣れた人はキラキラしたスパンコールなどが散りばめられたパンツを試してみるとよさそうだ。
ハイネックのセーターとローファーなどの行儀が良さそうに見える靴を合わせれば、このスタイルがバッチリ決まるのだという。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
2024年は「脱皮」ファッションが流行るかも。ボトムスを履かず“下着”を堂々と見せるスタイルとは…?