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能登半島地震の発生から1週間以上たった1月9日現在も、北陸地方では余震が続いています。雨や雪の影響で厳しい寒さが観測されるなど、被災者は避難所で苦しい生活を余儀なくされています。
地震などの災害時や防災に役立つ情報を発信する警視庁災害対策課の公式Xアカウント(@MPD_bousai)が9日、避難所での段ボールの活用術を伝授。プライベートな空間が確保しづらい避難所で、就寝しやすくなり、貴重品の管理にも役立つといいます。
「ダンボールに頭部を入れる避難所での防寒対策が紹介されていましたが、防寒だけではありません」と切り出した投稿では、頭が入る程度の大きさの段ボールを用いるメリットをいくつか紹介。
避難所では照明を調整することが難しく、多くの人々の生活音が耳に入ってしまいますが、「この方法により目の前が暗くなり、周囲の音も防げて就寝しやすく」なるといいます。
また、段ボールの中の“枕元”に、携帯や財布などの貴重品を一式入れておくことで、盗難防止にも役立つそうです。
さらに、急な余震で避難しなければいけない際には、落下物から頭部を守ることができ、貴重品も忘れずに持ち出すことに繋がると太鼓判を押しています。
頭を入れられるサイズの段ボールが手に入れば、「防寒・防音・光遮断・盗難防止・安全確保」に繋がります。辛い避難所での生活が少しでも快適になるよう、覚えておきたいライフハックです。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
避難所での段ボール活用術。防寒・就寝しやすくなる。貴重品の盗難防止や、ヘルメット代わりにもなって大活躍