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『週刊文春』(文芸春秋)に性加害が報じられていたお笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志氏について、所属する吉本興業が1月8日、当面の間活動を休止すると発表した。
吉本興業は、この問題をめぐる問い合わせが相次いでいるほか、テレビ出演を巡る記事などが掲載されている状況から、松本氏から「まずは様々な記事と対峙して、裁判に注力したい旨の申入れがあった」としている。
「このまま芸能活動を継続すれば、さらに多くの関係者や共演者の皆様に多大なご迷惑とご負担をお掛けすることになる一方で、裁判との同時並行ではこれまでのようにお笑いに全力を傾けることができなくなってしまうため、当面の間活動を休止したい旨の強い意志が示された」と説明している。
週刊文春は、2024年1月4・11日新年特大号(発売日は2023年12月27日)や、文春オンライン(12月26日配信)で「ダウンタウン・松本人志(60)と恐怖の一夜『俺の子ども産めや!』」とする記事を掲載。
松本氏が2015年、複数の女性に対して性加害を行ったとする女性側の証言を報じた。
記事では、2015年に六本木のホテルで、ゲームと称して松本氏と寝室に2人きりにされ、性加害を受けたとする女性の証言などが掲載されている。
これに対して吉本興業は2023年12月27日、当該事実は一切なく(中略)、(松本氏の)名誉を毀損するものです」と性加害の疑いを否定し、法的措置を検討していく予定だと発表した。
同社は1月8日の発表でも、記事に対する認識は「既にコメントを出しているとおり」としている。
松本氏自身も1月8日、「事実無根なので闘いまーす。 それも含めワイドナショー出まーす。」とXに投稿している。
一方、テレビ朝日などによると、今回の発表を受けて週刊文春は「一連の報道には十分に自信を持っており、現在も小誌には情報提供が多数寄せられています。今後も報じるべき事柄があれば、慎重に取材を尽くしたうえで報じてまります」とコメントしている。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
松本人志氏が活動休止。性加害報道を受け「裁判に注力したい」