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2024年に第100回を迎えた「箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)」。これまでも学生ランナーたちによって、数々のドラマが繰り広げられてきました。
箱根駅伝で盛り上がるポイントの一つが、ライバルたちを一気に抜き去っていく「ごぼう抜き」ではないでしょうか。
特に目を引くのは、あの「山の神」の記録を超え、最下位から大逆転したあのランナー。みなさん覚えていますか?
箱根駅伝の歴代「ごぼう抜き」ランキングをご紹介します。
第3位は、2003年の大会でエースが集う「花の2区」を走った順天堂大の中川拓郎さん(当時4年)と、2008年の大会で同じく2区を走った日本大のギタウ・ダニエル(当時2年)さん。二人とも15人抜きの快挙を果たしました。
第2位は、2011年の大会で2区を走った東海大の村澤明伸さん(当時2年)。最下位の20位でタスキを受け取ると、渾身の走りを見せ、日本人最多となる17人抜きを記録しました。
次々にライバルを抜き去り、チームの往路3位に大きく貢献した姿に観客は大盛り上がり。あの興奮を思い出した人も多いのではないでしょうか?
第1位は、2009年の大会で2区を走った日本大のギタウ・ダニエルさん(当時3年)。第3位の記録を自身で超え、歴代のごぼう抜きランキング1位を獲得しています。
タスキを受け取った時には23チーム中22位でしたが、前を行く選手の背中を次々ととらえ、歴代トップの20人抜きを記録。
翌年の箱根でも11人を抜いて2位に浮上し、4年間で通算50人抜きの偉業を達成しました。
スイスイとライバルたちを越していく姿に、テレビの前で「は、早すぎる…」と唖然とした人も多かったのではないでしょうか?
ごぼう抜きの歴代上位は「花の2区」のランナーが占めていますが、難しい山登りの区間で脅威の記録を叩き出したランナーもいます。
「山の神」と呼ばれた、2005年の大会で走った順天堂大の今井正人さん(2年)は、山登りの5区で、なんと11人抜きを記録しました。
また、「新・山の神」と呼ばれた東洋大の柏原竜二さんは、2009年の大会に1年生で出場。5区で8人を抜き、東洋大初の優勝に大きく貢献しました。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
箱根駅伝の「ごぼう抜き」、歴代最多は何人か知ってる?「山の神」の記録を超えた伝説を、ランキングで振り返る