顔出ししないAdoさん、紅白で歌った驚きの方法は。アーティスト名の由来と関わる舞台で【NHK紅白歌合戦】

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顔出しをしないアーティストとして知られるAdoさんが12月31日、第74回NHK紅白歌合戦で「唱」を熱唱しました。

Adoさんは、京都市にある東本願寺から「シルエット」で大迫力のパフォーマンスを届けました。

Adoの名前は「狂言」に由来。能舞台からのパフォーマンス

今回、紅白に初出場したAdoさんは、重要文化財である東本願寺の能舞台からパフォーマンスを届けました。その理由は、Adoという名前の由来に関係しています。

アーティスト名は、狂言に由来しているからです。

Adoさんは小学校での狂言についての授業で狂言では主役が「シテ」、相手役を務める脇役を「アド」というと習い、アドという言葉の響きに魅せられ名前をつけたといいます。

後ほどその意味を改めて調べた際に、「私が脇役となって誰かの人生を脇役として支えられていけたらいいな」と考えたということ。

X(旧Twitter)では、「めちゃくちゃかっこよかった」「映像美に魅入った。贅沢コラボ」などの声があがっています。

歌唱時、京都市内はあいにくの雨。しかし、雨が滴る様子も「いい演出になっていた」との声が寄せられています。

パフォーマンス後には、司会に来年の抱負を聞かれると「初めての海外ツアーと、国立競技場でのワンマンライブを控えているので、全力で挑もうと思います」と答えました。 

これまではシルエットや3Dアバターでテレビ出演

Adoさんとしての紅白出場は今回が初ですが、実は2022年には、人気漫画『ワンピース』の劇場版『ONE PIECE FILM RED』の主要キャラクター「ウタ」として、紅白歌合戦に出場し、大ヒット曲『新時代』を披露していました。

その際には、3Dアバターの姿でNHKホールの舞台に「降臨」。他の出場歌手らとともに歌い踊るという演出がなされました。

今年12月に放送された日本テレビ系音楽番組「ベストアーティスト」では、初めてテレビで歌唱。この際も、シルエットで出演しました。

今回の紅白ではどのような演出になるのか、注目が集まっていました。

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