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正月の代表的な料理の一つである「お雑煮」。全国各地に多様な種類があることをご存知でしょうか。
ご当地の「お雑煮」に関する調査結果「じゃらん ご当地お雑煮ランキング」が公表されました。
「最も地域色が豊かだと思うお雑煮」のトップ10をご紹介します。
調査を実施したのは、リクルートが発行する旅行情報誌「じゃらん」。10月25〜27日、全国に住む20〜50歳代の1038人から回答がありました。
まずは10位から4位までを紹介します。
10位:くるみ雑煮【岩手県】
9位:博多雑煮【福岡県】
8位:小豆雑煮【鳥取県】
7位:きなこ雑煮【奈良県】
6位:くじら雑煮【青森県】
5位:さつまえび雑煮【鹿児島県】
4位:白みそ雑煮【京都府】
奈良県のきなこ雑煮は、丸餅を取り出して砂糖入りのきなこに絡めて食べるのが特徴。米の豊作を願うといわれているそうです。
青森県のくじら雑煮は、郷土料理「くじら汁」に焼いた角餅を入れたお雑煮。正月に大鍋で作り、元日から数日にわたって食べるといわれています。
続いては3位から1位の発表です。
3位:あん餅雑煮【香川県】
いりこのだし汁であん餅を煮て、白みそで仕立てたお雑煮。家庭円満の願いを込めて輪切りにした大根や金時人参が入り、あん餅から小豆あんが溶け出して、独特のおいしさになります。年に一度、正月の特別な料理としてお雑煮に貴重な砂糖を使用したのが始まりといわれています。
2位:焼きハゼ雑煮【宮城県】
椀からはみ出すほどの大きな焼きハゼとハラコ。仙台雑煮とも呼ばれ、仙台せりや雑煮の材料「ひきな」の彩りが美しい一品です。仙台市街地周辺では、正月三が日はこの雑煮を食べるのが一般的だそうです。
1位:カキ雑煮【広島県】
主に安芸地方や江田島市で食べられている旬の牡蠣をのせたお雑煮です。牡蠣は「賀来」と書いて「福をかき取る、かき寄せる」縁起ものでもあります。尾道市や三原市などではアナゴ、宮島ではブリやハマグリを使うなど、瀬戸内の幸をふんだんに使った華やかなお雑煮が多くみられます。
いかがでしたでしょうか。年末年始、ぜひ地元の「お雑煮」をチェックしてみてください。
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ご当地の「お雑煮」ランキング。1位はあの県の〇〇雑煮。焼きハゼ、きなこ、くじらも