正月の風物詩である「箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)」。2024年の箱根駅伝は100回目となる記念大会であるとともに、新型コロナウイルスが5類に引き下げられてから初めての開催となる。
頭上から中継ヘリの音が鳴り、遠くに先導する白バイが見え始め、ランナーが徐々に近づいてくる“ライブ感”は現地観戦でこそ堪能できるもの。「選手の走りを生で観たい」「目の前を走る選手たちに声援を届けたい」と思う人も多いはずだ。
一方で、駅伝は幹線道路を使用し交通規制が行われるため、車での移動は難しく、電車なども混雑が予想される。沿道まで歩いていけたら…と考えたことのある人も少なくないだろう。
そこでLIFULL HOME’S(ライフルホームズ)は『箱根駅伝に歩いて応援に行ける家賃の安い駅ランキング』を発表した。箱根駅伝の沿道に歩いていける駅を、単身者向けの賃貸物件の家賃相場が安い順にランキング化。東京・神奈川それぞれのトップ10を見ていこう。
神奈川編の第1位は、JR東海道本線「国府津」駅、第2位は「大磯」駅で、それぞれ駅のすぐ近くで応援することができる。第3位の「二宮」駅は、国府津と大磯の間に位置する駅。箱根登山鉄道「風祭」駅は、小田原中継所となる「鈴廣蒲鉾本店」の最寄り駅だ。5位以下には、箱根駅伝の目玉である5区・6区の沿道に近い「入生田」駅、「箱根湯本」駅が続いた。
東京編のトップ10はすべて京急本線の駅となった。
第1位は「六郷土手」駅で、多摩川橋に架かる『六郷橋』から1区と10区のランナーを応援できる。第2位は「平和島」「大森町」「雑色」がランクイン。それぞれコースである国道15号と並走する駅だ。大田区内の同じ沿線になるが、駅や街ごとの雰囲気の違いを観戦後に歩いてみるのもよいかもしれない。
家探しにおいて住むエリアや最寄り駅は迷ってしまいがちだが、スポーツ好きの人は、こうした観点で探してみるのも一つの手ではないだろうか。
【調査概要】
駅と箱根駅伝沿道に最も近い地点から徒歩15分以内となる駅を独自調査で洗い出した。
・対象物件:LIFULL HOME’Sに掲載された築40年以内、駅徒歩20分以内、専有面積15㎡以上40㎡未満の賃貸物件(定期借家を除く)
・抽出期間:2022年12月〜2023年11月
・家賃相場:管理費を含む月額賃料から中央値を算出
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【箱根駅伝】沿道に歩いていける家賃相場の安い駅はどこ?東京、神奈川のトップ10を発表