1: 通りすがりのコメンテータバイデン米政権は18日までに、米議会上下両院に対して、ウクライナ支援を盛り込んだ追加予算が承認されなければ、月内の残り1回の追加軍事支援を最後にウクライナ支援の資金は使い果たすと通告した。共和党がウクライナ支援継続の条件とする南部国境の不法移民対策強化について、政権と議会との交渉は難航を続けており、越年する見通しも出てきた。
国防総省のマコード会計監査官による書簡によると、同省はウクライナ向けに供給された兵器の在庫補充のために残る約10億ドルの資金を使用しており、契約の支払い義務上、「ウクライナ向け軍事支援のため利用可能な資金を使い果たす」と警告。書簡の日付から15日後の今月30日に枯渇することを示唆した。
書簡はそのうえで、米軍の即応態勢を維持する必要性から、議会の追加予算の承認がなければ、ウクライナに兵器を供給する「追加支援は残り1回だけになる」と明らかにした。
国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報官も18日のオンライン記者会見で、「ウクライナは依然としてわれわれの助けを必要している」と述べ、「自由と民主主義、米国の国益を守るため」議会に即時行動を求めた。
政権は先週末から上下両院指導層と、不法移民が殺到する南部国境の管理を巡り折衝を続けてきた。バイデン大統領は「妥協の用意がある」と述べたが、上院筋によると、共和党が主張する国境警備強化策との開きは埋まっておらず、「交渉は越年する可能性が高い」とみられる。
https://www.sankei.com/article/20231219-Q33X55ABFFNETBELEMRWGYJAUQ/
☆おすすめ記事☆
続きを読む
オリジナルサイトで読む : あじあニュースちゃんねる
【速報】 ウクライナ敗戦