小さく生まれた赤ちゃんへ。パンパースのある「おむつ」写真が「涙出る」「素敵」と共感呼ぶ

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11月17日の世界早産児デーに合わせ、紙おむつブランド「パンパース」があるメッセージをXに投稿し、反響が広がっている。

パンパース公式は、「今日11/17は世界早産児デー。早くママ・パパに会いたくて、少し急いでこの世界にやってきた小さな赤ちゃん達の成長を応援する日です」と紹介。続けて、「私達はそんな子どもたちの為に、手のひらに乗るほどの小さなおむつを作っています。パンパースのサイズが大きくなる度に、成長を感じてもらえると嬉しいです」と報告した。

投稿には、両手のひらの上に収まる小さなおむつの写真が添えられている。

この投稿には、小さく生まれた赤ちゃんの保護者たちから様々なコメントが寄せられている。

「20年前、うちの子もお世話になりました。無事に育つのか分からなくて不安だったけど、サイズが変わるたびに、成長を実感できました」

「小さく産まれた娘の時はお世話になりました。スクスク育って、今では元気に走り回っています」

このほか、「これ見ただけで泣きそう」「素晴らしい取り組み」といった声も相次いでいる。

https://twitter.com/pampersjapan/status/1725332930011263229?ref_src=twsrc%5Etfw

世界早産児デーとは?

日本NICU家族会機構のホームページによると、「世界早産児デー」は、早産における課題や負担に対する意識を高めるために、2008年にヨーロッパNICU家族会(EFCNI)によって制定された。この記念日に向けたイベントや活動は100カ国以上に広がっている。

早産児とは、在胎37週未満で生まれた赤ちゃんのこと。日本では約20人に1人が早産児として生まれている。早産は、赤ちゃんが2500グラム未満の「低出生体重児」として生まれる原因になるといわれている。

パンパースによると、低出生体重児の器官はまだ完全に発達しておらず皮膚も繊細なため、「発育には睡眠、適切な発育ポジショニング、平穏な発育環境が必要」だという。

同ブランドは、おむつ替えの時の安全性や、赤ちゃんがぐっすりと眠りにつけるような心地よさを届けたいという思いから、産院などと協力して小さいサイズのおむつを研究・開発。小さく生まれた赤ちゃんのために、日本では2007年から病院・産院向けの低出生体重児用おむつを販売している。

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