冬でも9割が「人の汗の臭い」が気になっている。悩みを解決する5つの対策ポイントは?

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寒い冬に、暖房の利いた電車に乗った途端に脇汗が吹き出した経験はありませんか。

外が寒いから着込んだのに、室内に入れば汗をかいてしまうという人は少なくないのでは。

冬と夏にかく汗には臭いに違いがあるといいます。夏に汗対策をするように、冬も対策が必要です。

大手下着メーカーのグンゼ(@gunze_jp)が公式Xのアンケート機能を用いて、フォロワーに冬の汗の臭いについて尋ね、結果を発表しました

9割以上が冬の電車や部屋の中で、周りの人の汗の臭いが気になった経験があると回答。一方で、8割近くの人が、冬はほかの季節と比べて汗の臭い対策をしていなかったり、できていなかったりすることがわかりました。

冬に汗をかく理由と臭いの原因

グンゼは冬に汗をかく理由と臭いの主な3つの原因について説明しています。

1.寒暖差と服装の要因

屋外の寒さにあわせた服装のまま、電車や店内などの暖房が利いた屋内に入ると汗をかきます。その際、重ね着をしたままでは通気性が悪く、汗がうまく蒸発せず、雑菌が繁殖して嫌な臭いを発しやすくなるといいます。

2.基礎代謝の高さ

寒い冬は、体温維持のために基礎代謝が高くなっていることも原因の1つになります。

3.汗の濃度が高い

暑いと人は上昇した体温を下げるために汗をかきますが、暑くなくてもかく汗があります。それはストレス性の汗で、アポクリン腺の多い脇から急激に出ることもあります。そのため、「良い汗」と言われる汗にするための汗腺のろ過機能が追いつかず、臭いが強くなる原因になるといいます。

5つの対策ポイント

1.インナーを見直す

寒さ対策のために冬に人気の発熱系インナーは、かいた汗の水分を熱エネルギーに変換して発熱する機能があります。暑くなるとさらに汗をかき、さらに暑くなってしまいます。

2.汗をかく習慣をつける

冬場でも汗腺ろ過機能を保てるように、日ごろから汗をかく習慣を取り入れることが大切です。筋トレや有酸素運動、半身浴などもおすすめだといいます。

3.夏同様、制汗剤やデオドラント製品で対策

厚着のまま電車や暖房が利いている室内で過ごす人は、夏と同じように制汗剤やデオドラントで汗対策をするのが良いといいます。

4.体温調節できる衣類を着る

厚手の洋服を1枚着るのではなく、体温調節ができるように薄手の衣類を重ね着するのがおすすめとしています。

5.食生活を見直す

健康的な食事をとるように心がけることも、臭いの軽減に役立つそうです。

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