MLBのロサンゼルスエンゼルスに所属する大谷翔平選手について、連日移籍報道が続いています。その中でエンゼルス専門メディアの「Halo Haungout」が大谷選手がエンゼルスと再契約すべき3つの理由と題して記事をアップしています。アメリカでもエンゼルスの退団は確実視されており、今回の記事はそれに異を唱えるもの。その内容を確認しつつ、実際の所はどうなのか解説していきます。
エンゼルス専門メディアのHolo Haungoutですが、アメリカのスポーツ総合サイトのFansidedの一部。今回の記事を作成したのはザカリー・ロットマン氏で大学にてスポーツマネジメントの学位を取得している記者であると同時にHalo Haungoutの責任者でもあります。
早速3つの理由をそれぞれ挙げていくと
・エンゼルスは大谷翔平に自由を与えた
・エンゼルスならば全てのトップに立てる
・エンゼルスを栄光へ導いてくれる
それぞれを次で説明していきます。
エンゼルスは大谷選手の二刀流をする事を許した球団です。2018年の移籍時には、まだアメリカのみならず日本でも「二刀流は不可能」という意見が大半。特にプロ選手や専門メディアからの視線は冷淡なものですらありました。そんな時期から大谷選手の事を信じ、二刀流でいる事を許してきたのがエンゼルス。
実は大谷選手はメディアの対応をほとんどしていません。球団が代わりに対応。その結果大谷選手は野球に集中する事ができています。他の球団では選手が報道陣の前に立ち、話しをする機会が多く、それをストレスに感じるケースも。移籍するとしたら、こういった点が守られない事になる可能性が非常に大きいと指摘しています。
他の球団には既に球史に名を残すプレイヤーが存在しており、大谷選手の残りのキャリアではそれらを超える事ができないとしています。エンゼルスならば、エンゼルスの歴代最高を大谷選手が獲得する事も可能。だからエンゼルスに残るべき、というのは少し無茶な内容かも知れません。大谷選手がその栄光を目的にエンゼルスに留まるとは、ちょっと考えにくいですよね。
ザカリー・ロットマン氏は「大谷選手が自らの力で苦境に立たされたチームを再びトップに押し上げる挑戦を望むなら、なぜ挑戦しない事ができるのでしょうか」先述の通り、アメリカでの二刀流成功にはエンゼルスの功績は欠かせません。大谷選手が大きな恩義を感じているのならば、残留の可能性はあるのかも知れないと思えるかも知れません。
しかし記事の中でも「責任を果たした大谷が出ていく事を、誰も責められない」「エンゼルスは大谷を失望させた」等悲観的な言葉も並びます。いくらエンゼルス寄りに契約すべきと考えても、難しいのが現状。エンゼルス専門のメディアといえども、大谷選手の流出は止められないと考えているといった所でしょうか。
今後も大谷選手の移籍情報をチェックしていきましょう!
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【MLB】大谷選手がエンゼルスと再契約すべき3つの理由とは?