「iPhone 15」では、充電ポートがLightningからUSB-Cに変更されました。この変更により、iPhoneケース選びで失敗しないための注意点を、Apple専門の米メディア「9to5Mac」が解説しています。
*Category:テクノロジー Technology *Source:9to5Mac ,Amazon
「iPhone 15」のケースを選ぶ上で、注意すべきポイントがコネクタの切り抜きのサイズです。「9to5Mac」によれば、「iPhone 15」用の公式ケースはコネクタの切り抜きのサイズが小さいため、USB-Cケーブルによっては上手く挿すことができなかったとのこと。
As I pointed out in my review of Apple’s FineWoven cases earlier this week, the cutout on Apple’s cases is so narrow that USB-C cables with wide borders around the connector don’t fit through those cutouts.
— 引用:9to5Mac訳:今週初めのAppleのFineWovenケースのレビューで指摘したように、アップルのケースの切り込みは非常に狭く、コネクタの周囲に広い縁取りがあるUSB-Cケーブルはその切り込みに収まらない。
多くの高性能なUSB-Cケーブルや、特にナイロン製の長いケーブルは、USB-Cコネクタの周囲に幅広の縁取りが施されています。これは耐久性を向上させるためにあるものですが、一方でケースに干渉してしまうことがあります。
この問題は公式ケースだけではなく、さまざまなサードパーティ製ケースにも当てはまる問題です。ただし「9to5Mac」はいくつかのサードパーティ製のiPhoneケースの切り込みが、十分なサイズだったことを確認したとのこと。
For example, I’ve noticed that my USB-C cables from Satechi and Nomad are too wide to fit inside the cutout on Apple’s FineWoven cases as well as leather cases from Mujjo. These cables do, however, fit in the cutout on Nomad’s cases for iPhone 15. I’ve also heard good things about the size of the cutout on cases from Spigen.
— 引用:9to5Mac訳:例えば、Satechiや Nomadの USB-Cケーブルは幅が広すぎて、AppleのFineWovenケースや Mujjoのレザーケースの切り込みに入らないことに気づいた。しかし、これらのケーブルはNomadのiPhone 15用ケースの切り込みに収まる。また、Spigenのケースの切り込みの大きさについては良い評判を聞いている。
また、AppleのMagSafe付きクリアケースのような、底面が完全に開いているiPhone 15ケースを選ぶのも1つの手です。このタイプのケースであれば、ケーブルに干渉してしまうこともないでしょう。
もうひとつの解決策は、Apple純正のUSB-Cケーブルを使うことです。「9to5Mac」によれば、Appleのケーブルはコネクタの周囲が細いため。ほとんどのケースの切り込みに収まるとのこと。
このようなケースとケーブルの干渉問題は、「iPhone 15」がLightningからUSB-Cに切り替わったことによる数少ない問題点の1つだといえます。時間が経てば徐々に解決するはずですが、しばらくの間ケース選びには注意したほうが良さそうです。
オリジナルサイトで読む : AppBank
「iPhone 15」ケース選びは〝コレ〟に要注意!