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9月7日にジャニーズ事務所が開いた記者会見を受け、同事務所の所属タレントの広告起用を見直す動きが企業などで広がっている。影響は広告にとどまらず、イベントなどへの出演を見合わせる動きも一部で見られ、企業や組織によって対応が分かれている。
9月12日にZOZOマリンスタジアムで行われたプロ野球・千葉ロッテvs東北楽天の試合の始球式には相葉雅紀さんが“サプライズ”で登場した。相葉さんが出演するバラエティ番組『VS魂グラデーション』(フジテレビ系)の企画の一環で、同事務所所属の岸優太さんも登場した。
相葉さんは千葉市の出身。千葉ロッテのファンを公言していて、「ZOZOマリンスタジアムのマウンドで投げることは僕の夢だったので、今日その夢が叶って、凄く嬉しかったです!」と球団を通じてコメントした。
相葉さんらの登場はサプライズで、SNSなどでの事前予告はなかった。
X(旧Twitter)などでは相葉さんの登場を歓迎する声がある一方で、「今のタイミングでの登場に違和感がある」などと冷静な声もあった。
一方、同事務所の所属タレントの出演を見送ったイベントもある。
フランスのラグジュアリーブランド『カルティエ』は12日、自社イベントに登壇予定だったKis-My-Ft2の玉森裕太さんの出演を取りやめた。
スポーツ報知の報道によると、カルティエは「玉森さんは広告契約してるわけではなく、ゲストとしての出演ですが、社として、昨今のジャニーズ事務所の性加害問題の状況を鑑みて、玉森さんの出演の取りやめを判断しました」とコメントしたという。
特に、グローバルにビジネスを展開する企業や組織が同事務所の所属タレントの広告起用を見直す動きが顕著だ。
9月12日の時点では、日本航空・東京海上日動・アサヒグループホールディングス・キリンホールディングス・サントリー・日産自動車・日本マクドナルドが同事務所の所属タレントの広告起用の取り止めや見送りの方針を発表している。
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ジャニーズ事務所所属タレント、イベント出演でも対応分かれる。影響は広告にとどまらず。カルティエは「社として状況を鑑みて」