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ジャニー喜多川氏(2019年死去)による性加害問題を受け、ジャニーズ事務所の所属タレントを広告キャラクターとして起用してきた企業の間で、見直す動きが広がっている。
これまでの報道や発表から、同事務所の所属タレントの広告起用の取り止めや見送りの方針が判明している企業をまとめた。(※9月8日午後5時時点の情報です。情報は随時、更新する予定です)
日本航空(JAL)は7日、ジャニーズ事務所のタレントの広告への起用を当面見送る方針を決めた。事務所側で適切な対応が取られることを確認するまでの間、起用しないとしている。同社は2010年以降、10年以上にわたり同事務所の人気グループ「嵐」をCMキャラクターに起用していた。
損害保険大手の東京海上日動は、ジャニーズ事務所との広告契約の解除を検討していることが報じられている。同社は2022年から、「嵐」メンバーの相葉雅紀さんを広告に起用している。性加害問題を受け、所属タレントとの契約を今後更新しないことを決定したという。
アサヒグループホールディングスは8日、今後ジャニーズ事務所のタレントを起用した広告や販促を展開しない方針だと発表した。
同社は理由について、「ステークホルダーによる人権侵害を助長しないよう努めると定めたグループ人権方針に相反する」と説明。現在結んでいる契約は更新せず、満了をもって解除するという。
アサヒビールは2023年3月から、ビール「スーパードライ生ジョッキ缶」のテレビCMで広告キャラクターとして岡田准一さんと生田斗真さんを起用。このほか、アサヒ飲料の「三ツ矢サイダー」のテレビCMでは、過去に櫻井翔さんや相葉雅紀さん、山田涼介さんなど多くの所属タレントが出演していた。
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ジャニーズの広告起用、見直した企業は?【一覧】JALや東京海上日動、アサヒグループも