右ひじの靱帯損傷のケガを負ってしまった大谷選手ですが、打者として出場を続けています。打者部門としても桁違いの数字を残していますが、リーグは違えど、ナ・リーグ本塁打1位を走っているブレーブス・マットオルソン選手との共通点はあるのでしょうか?また大谷選手との相違点もあるのでしょうか?
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マット・オルソン選手はブレーブスで現在も全試合出場を続けており、さらにすべての試合で4番を張り続けている鉄人ぶりを発揮しています。本塁打は日本時間28日現在で43号を放ち、チームにしっかりと貢献!ナ・リーグ本塁打部門でトップに立っています。
大谷選手の本塁打は44号となっており、激しく競り合っていますが、2人の所属しているリーグは違うため、直接タイトルには関係ありません。ですが、メジャーでは2人がどれだけ本塁打を量産するのか、注目の的となっているようです!
そんな中、メジャーでは2人の共通点と相違点についての盛り上がっている様子!マットオルソン選手の練習方法に密着しています。
オルソン選手は27日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に「4番・ファースト」で出場し、、3打数1安打で終わり、ホームランは出なかったためこれで12試合不発となっています。しかし、オルソン選手は「以前からホームランは狙っていない」とのこと!チームもトップをひた走っており、目指すのはワールドシリーズのみとなっている状態です。
そんな中、このマットオルソン選手を地元紙が特集!その見出しは「なぜブレーブスのオルソンはフィールドでのバッティング練習をしないのか」というのを掲げ、屋外での練習に参加しないことに注目しました。
なぜ、グラウンドでの試合前の打撃練習に参加しないのかを問われたオルソン選手は「屋外だと、やりすぎてしまうから」と話し、狙いをもって打席に入っても、雰囲気に流されてしまい、ただ単純に打ちまくるだけの練習になることを危惧!独特の練習法を明かしました。
また、オルソン選手は自身のバッティングについて触れ、「自分の場合は自然な形で、バット角度とスイングの長さが決まっているから、屋内打撃ケージではそこに気を付けて、一貫して練習している」とコメント!反対に、アスレチックス時代は毎日屋外で打撃練習をしていたが、今季初めから練習パターンを変えたと話しました。
ではなぜ練習方法を改めようと思ったのでしょうか。それは自身の経験によるものが大きいだからとコメント!若いときにはベテラン選手が屋外で打撃練習しているのを、自分だけが屋内ケージに入ることに躊躇していたのだといいます。しかし、メジャーでの生活を重ねていくにつれ、自分にとっての最適なルーティンを見つけたことに触れ、実践していくに至ったそうです。
また、オルソン選手はブレーブスのブライアン・スニトカー監督の存在も大きいと明言!干渉の少ない監督について「監督はブレーブスでプレーするための基準を維持しつつ、選手たちが自分らしくいれるようにしてくれている」と話し、自主性に任す方針に感謝しているそうです。
大谷選手が屋外での打撃練習をあまり行わないことは有名な話で、同じくオルソン選手も行わないことで、両リーグの本塁打王が同じ練習方法を取っていることに!しかし、大谷選手はマン振り(フルスイング)することに対し、オルソン選手は強振を捨てたと話します。
タイトル争いにはあまり関係ないとしても、両者のアプローチの仕方は対照的な2人!このようなレースも目が離せないです。
そんなオルソン選手ですが、日本時間4日、敵地でのドジャース戦に「4番・ファースト」で先発出場し、第3打席にソロホームランを放ち、ついに大谷選手に並びました!2点を追う第3打席に、甘めに入ったチェンジアップを見逃さず、振り抜いた打球は高々と上がり、右翼ブルペンへ着弾!8月13日のメッツ戦以来のホームランとなりました。
この一発で大谷選手に追いつく44号を放ったオルソン選手は、日本時間6日に行われたカージナルス戦でついに、大谷選手を抜くことに!
カージナルス戦にも「4番・ファースト」で先発出場したオルソン選手は、6回の第3打席に2試合連発となる45号のホームランを放ち、ついに両リーグ単独トップ!元巨人のマイコラス投手のチェンジアップを振り抜くと、高々と上がった打球は軽く中堅フェンスを越えました。
再び調子を上げてきたオルソン選手!ナ・リーグの本塁打争いもメッツ・アロンソを突き放し、さらに打点も114打点となり、打点王争いでも両リーグトップを独走しています。
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【MLB】大谷選手とナ・リーグ本塁打数1位の共通点・相違点