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国内の宿泊旅行に関連した「都道府県魅力度ランキング」が発表されました。
総合満足度やグルメ、お土産などと、テーマ別に見ることができます。
いったいどの都道府県がランクインしたのでしょうか。ぜひ、この夏の旅の参考にしてみてください。
調査は、観光に関する調査・研究を行う「じゃらんリサーチセンター」が、全国1万5572人の宿泊旅行者を対象に実施しました。
今回で19回目の調査になります。
では、早速みていきましょう。まずは、【地元ならではのおいしい食べ物が多かったランキング】です。
次のような結果となりました。
1位:石川県
2位:北海道
3位:富山県
4位:宮城県
5位:香川県、福岡県(同率)
▽解説
石川県が2年ぶりに1位を奪還しました。
「のどぐろ」や「寿司」など海鮮が上がる中で、「金沢おでん」や「能登牛」なども健闘したといいます。
富山県も「白海老」や「ホタルイカ」などが人気。
このほか、ベスト10には、5位に香川県と福岡県、10位に岩手県が入りましたが、うどんやラーメン、冷麺など、いずれも麺類の人気が高い県でした。
次は、【魅力のある特産品や土産物が多かったランキング】です。
1位:北海道
2位:沖縄県
3位:石川県
4位:宮城県、京都府(同率)
▽解説
調査開始以来、北海道が初めて1位に輝きました。
ミルクやじゃがいもを使用した菓子類、「毛ガニ」などの海産物、ラーメンなど、土産類のラインナップは多岐にわたります。
沖縄県は、「ちんすこう」、「紅芋タルト」「サーターアンダギー」などの菓子類や、「シーサー」なども人気。
石川県は、海産物が魅力ですが、「日本酒」や「金箔製品」、「加賀茶」などバラエティ豊かな土産物があることが評価されました。
最後は、【総合満足度】です。トップ5は次のようになりました。
1位:大分県
2位:鹿児島県
3位:北海道
4位:岩手県
5位:京都府
▽解説
1位の大分県は前回の10位から大きくランクアップしました。
宿にゆっくり滞在する旅からアクティブな旅の需要が戻りつつあり、温泉を軸にしながらも、街歩きなどの魅力が多い点が評価されました。
また、前回は圏外だった鹿児島県が2位にランクインしました。
今回の調査を受け、「じゃらんリサーチセンター」の森戸香奈子主席研究員は次のように分析しています。
「グルメは海鮮系が相変わらず強いが、肉類・菓子類・お茶・日本酒など、内容がバラエティに富んできている。数年前にみられた1点集中型のマーケティングから、地域のカルチャーを感じられるかどうかが求められている」
「沖縄を旅行した人が『歓迎ムードを感じた』と感想を残していた。地域全体で観光客を受け入れる気持ちが伝わり、旅の満足度につながっている」
このほかにも、「子どもが楽しめるスポットや施設・体験が多かった」や「地元の人のホスピタリティを感じた」、「ご当地ならではの体験・アクティビティが楽しめた」といったランキングもあります。
ぜひ、旅の参考にしてみてください。
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国内旅行どこに行く?都道府県魅力度ランキング、総合1位は前回10位だった「あの県」に