現在、70人以上の日本人サッカー選手が海外で活躍しています。また、若手選手の海外移籍が増えつつある現状に現役サッカー選手はどのような感想を抱いているのでしょうか?そこで今回は、酒井高徳選手と扇原貴宏選手の対談から若手選手の海外移籍に対する考えや海外移籍の現状を紹介していきます。
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『UDN SPORTS』のfacebook動画にて、現在ヴィッセル神戸に所属する酒井高徳選手と扇原貴宏選手が対談を行いました。その動画では、酒井高徳選手が2012年のロンドン五輪の話から若手選手の海外移籍に関する持論を展開!そこで、本項ではこの対談内における若手選手の海外移籍にフォーカスを当てて紹介していきます。
酒井高徳選手は2011年から2019年までの8年間をブンデスリーガでプレイし、2015年から所属したブンデスリーグ・ハンブルガーSVではキャプテンを務めた経験をも持つ選手です。また、酒井高徳選手の主なポジションはディフェンダーで、現在所属するヴィッセル神戸でも2021年にJリーグ優秀選手に選出されるなど活躍を続けています。
一方、扇原貴宏選手は2010年からC大阪・名古屋・横浜FM・神戸と4つクラブチームでプレイした選手です。また、2012年にはロンドン五輪の日本代表にもボランチとして選出された経験を持ちます。そんな扇原選手は、ロンドン五輪を経験したことで海外移籍に興味を持つようになったのだとか。しかし、仮にブンデス1部リーグからオファーが来たとしても果たして自分がそこで通用するのかと弱気に思う部分もあったと語っていました。
では、実際にブンデスリーガでプレイをした経験を持つ酒井選手は若手選手の海外移籍に関してどのような考えを持っているのでしょうか?扇原選手との対談で酒井選手は海外には絶対行った方がいいと語る一方で、活躍するかは選手の器次第とも考えているようです。それは海外での活躍はサッカーの実力に加えて言葉や環境への順応も選手自身の実力としているためで、海外でプレイすること自体への賛否に疑問を感じている模様。
そのため酒井選手は海外移籍ではどの年代の選手が行くとしても環境への順応が必須なので、サッカー選手として活躍の可能性が高い若手の内に行くべきではないかとしています。このように酒井選手は海外移籍により選手の才能を潰されたと考えるのではなく、海外での活躍はあくまでも選手個人の実力と考えていることがよくわかりますね。
前項では、『UDN SPORTS』の対談から若手選手の海外移籍に対する酒井選手の考えを紹介しました。では、なぜサッカー界で若手選手の海外移籍が加速しているのでしょうか?その疑問を解消するため、本項ではサッカー界で若手選手の海外移籍が増える背景と主な選手を移籍金の観点から紹介していきます。
日本サッカー界において、若手選手の海外移籍が加速している背景には以下の2つがあるようです。
1.2022年カタールW杯で日本代表がドイツとスペインを撃破
2.各クラブチームの経営状況がコロナ前(2019年以前)の水準に戻っていない
これらの背景から、海外のクラブチームは「高いポテンシャルを持つ契約金の安い選手」を切望!そのため、W杯優勝経験国を破ったポテンシャルを持つ日本人選手の中でもコスト的に安い若手選手が求められていると推察されます。
前項では、日本人の若手選手が海外のクラブチームから求められる理由を紹介しました。では実施にどのような選手が海外に移籍しているのでしょうか?以下は日本人移籍金ランキングトップ3です。
1位:古橋亨梧選手(神戸→セルティック)・移籍金540万ユーロ・移籍年2021年
2位:浅野拓磨選手(広島→アーセナル)・移籍金400万ユーロ・移籍年2016年
3位:三苫薫選手(川崎→ブライトン)・移籍金300万ユーロ・移籍年2021年
(移籍金・移籍年は『transfermarkt』より)
このようにトップの古橋選手の移籍金が540万(約7.6億円)と海外選手に比べると日本人選手の移籍金がかなり安いことがわかりますね。
今回は『UDN SPORTS』での酒井高徳と扇原貴宏が対談から、サッカー界における日本人選手の評価と若手選手が求められる背景を紹介しました。W杯での活躍やコロナの影響など様々な背景から日本人若手選手が切望されていることがわかりましたね!今後も海外移籍組やJリーグの選手たちのさらなる活躍に期待ですね
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【サッカー】若手の海外移籍はアリ? ナシ? 現役選手が語る