NASAの土星の写真が「1000%CG」「なぜ加工するの」と実写を疑うレベルだった

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NASA(アメリカ航空宇宙局)が7月19日、土星探査機カッシーニ(観測期間2004〜2017年)が捉えた土星の画像を公式Instagramに公開した。見事に傾いた環がくっきりと写っていて、画像を見た人たちからは「1000%CG画像でしょう」「どうして加工しているの」と実写を疑う声も上がっている。

NASAによると、この写真は、カッシーニが92万7000キロ離れたところから土星の姿を捉えたものだ。土星の環は斜めに傾いており、黄色の環が漆黒の宇宙に向かって伸びている様子が写っている。環の下では、土星の主要な衛星の中で最も小さいミマスが輝きを放っている。

写し出された土星の姿があまりのイメージ通りなので、確かに、CGで作ったのではと錯覚してしまう。

土星は地球と同じく傾いており、環を持つ惑星である土星では季節が移り変わるまでに7年かかるという。

カッシーニは1997年10月に打ち上げられ、2004年に土星の周りを回りながら観測を始めた

カッシーニ探査ミッションには、ヨーロッパ宇宙機関とイタリア航空宇宙局の協力もあって探査機ホイヘンスも同行していた。ホイヘンスは2005年、土星最大で、太陽系でも2番目に大きい惑星タイタンへの着陸に成功するなど、世界中の注目を集めた。

カッシーニは2017年9月に土星に突入し、燃え尽きて任務を完了した

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