株式会社ペンマークは、高校生向け学習管理SNS「Penmark」を利用している現役高校生13万人を対象に「高校生活実態調査」を実施。その結果を7月14日に発表した。
進学を希望している学生の「大学受験」に関わる調査結果からは、情報収集のための手段や通っている学習塾など、Z世代のリアルな学習スタイルが見えてきた。
大学受験に関する情報収集の方法は、1位が「オンライン学習プラットフォーム(50.7%)」で最多だった。新型コロナウイルスの流行によるデジタル化の進展とオンライン教育の普及を反映する結果になったという。次いで2位が「各大学の公式サイト」で35.7%、3位が「学校の先生」が26.5%と続いた。一方、「塾の先生」や「その他予備校運営のサイト」からの情報収集は12.1%と低い割合だった。
次の「学習塾に通っていますか?」という設問に対し、「通っていない・通う予定もない」という回答が約60%を占めることからも、対面授業の学習塾と比較して、デジタル機器のみでオンライン上で受講できるプラットフォームの需要が増加している様子が見られたという。
また、進学を希望する高校生に対して塾の利用状況を調査したところ、「塾に通っていない・通う予定もない」が58.1%、「塾に通っていない・通いたい」が24.8%、「塾に通っている」が17.1%という結果となった。地域差はあるかもしれないが、全体では約80%が塾を利用していないことから、高校生の塾への依存度は相対的に低いと考えられるという。実際、「大学受験の情報はどのように集めていますか?」という設問では「オンライン学習プラットフォーム」が50.7%と最も高く、「塾の先生」は8.9%と低い結果となった。
進学を希望する高校生に対して塾の利用状況を調査したところ、「塾に通っていない・通う予定もない」が58.1%、「塾に通っていない・通いたい」が24.8%、「塾に通っている」が17.1%という結果となった。
全体の約80%が塾を利用していないことから、高校生の間で塾への依存度は相対的に低いと考えられるという。実際に、「大学受験の情報はどのように集めていますか?」という設問において、「オンライン学習プラットフォーム」が50.7%と最も高く、「塾の先生」は8.9%と低い結果となった。
高校生が現在通っている学習塾については、1位が「河合塾(36.0%)」、2位が「東進衛星予備校(22.1%)」、3位が「東進ハイスクール(20.6%)」という結果となった。2位・3位の東進グループは合わせると、42.7%で河合塾を凌ぐ。河合塾は対面授業、東進衛星予備校・東進ハイスクールは映像授業が主な授業形態で、それぞれ約40%近くを占めている。
経済産業省の調査によれば、今後の学習塾業界では対面授業に加えてオンライン授業の両立が重要となると予想され、高校生の学習塾選びにおいては自分のペースで学習できる映像授業の需要が増えることが期待されるという。
学年別にみると、「河合塾」は学年を問わず約36%の利用率を維持している。同様に、東進衛星予備校・東進ハイスクールも合わせて約40%程度の生徒が選択しており、学年ごとにみても安定した利用率だった。
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高校生13万人に聞いた「大学受験」に関するリアル。一番通っている塾は河合塾。でもよく見ると…【調査結果】