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サッカー女子ワールドカップが7月20日からオーストラリアとニュージーランドで開幕する。
それを目前に、なでしこジャパンは7月14日、仙台で大会出発前最後の強化試合として、中米パナマと対戦する。
2023年、日本女子代表はこれまでアメリカやブラジルなどを相手に5試合に挑み、成績は2勝3敗。W杯を目前にして、どんな戦いを見せてくれるのか注目だ。
注目の一戦は、日本テレビ系(地上波)で全国生中継される。
7月14日(金) MS&ADカップ2023 日本 × パナマ会場:ユアテックスタジアム仙台(宮城)
キックオフ:19時5分
放送時間▼
7月14日(金)19時〜 日本テレビ系
7月14日(金)19時5分ごろ〜 TVerライブ配信
パナマ共和国は中米に位置し、北海道よりやや小さい国土におよそ420万人が暮らす国。太平洋と太西洋を繋ぐパナマ運河で有名だ。
女子代表チームのFIFAランキングは現時点(7月14日)で52位。2月の大会予選でパラグアイを下し、女子ワールドカップの初出場を決めた。
FIFAランキング11位の日本とは過去一度、2021年に対戦しており、7対0で日本が大きく点差をつけて勝利している。
なでしこジャパンがワールドカップのグループステージ第2戦で対戦するコスタリカの隣国であるパナマ。それを踏まえ、監督の池田太氏は「より大会をイメージした中で試合ができると考えている」と述べている。
今回女子日本代表に選ばれたメンバーには、2011年のワールドカップで優勝を経験しているキャプテンの熊谷紗希選手をはじめ、海外クラブでプレーする選手も多い。また、2021年には初の日本女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」が発足しており、これまで以上にプロ意識の高い選手が集まっている。
新たに背番号10番を任されたのは、イングランドのリバプールFCでプレーする長野風花選手。この番号について、「特別な番号だと思っています。素晴らしい方々が付けてきましたが、自分のプレーをして日本を勝たせられるように、チームの勝利に私らしいプレーで貢献できればと思います」と意気込む。背番号10番は、2011年の女子ワールドカップでは澤穂希さんが、直近では4月の欧米遠征まで今回代表を外れた岩渕真奈選手が、背負ってきた。
女子日本代表招集メンバーは以下のとおり:
GK
1 山下 杏也加(INAC神戸レオネッサ)
21 平尾 知佳(アルビレックス新潟レディース)
18 田中 桃子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
DF
4 熊谷 紗希(ASローマ/イタリア)
5 三宅 史織(INAC神戸レオネッサ)
2 清水 梨紗(ウェストハム・ユナイテッド/イングランド)
19 守屋 都弥(INAC神戸レオネッサ)
3 南 萌華(ASローマ/イタリア)
12 高橋 はな(三菱重工浦和レッズレディース)
23 石川 璃音(三菱重工浦和レッズレディース)
25* 古賀 塔子(JFAアカデミー福島)
MF
8 猶本 光(三菱重工浦和レッズレディース)
17 清家 貴子(三菱重工浦和レッズレディース)
14 長谷川 唯(マンチェスター・シティ/イングランド)
6 杉田 妃和(ポートランド・ソーンズFC/アメリカ)
16 林 穂之香(ウェストハム・ユナイテッド/イングランド)
10 長野 風花(リヴァプールFC/イングランド)
7 宮澤 ひなた(マイナビ仙台レディース)
13 遠藤 純(エンジェル・シティFC/アメリカ)
15 藤野 あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
24* 谷川 萌々子(JFAアカデミー福島)
FW
11 田中 美南(INAC神戸レオネッサ)
22 千葉 玲海菜(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)
9 植木 理子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
20 浜野 まいか(ハンマルビーIF/スウェーデン)
監督:池田 太
※「*」印の2選手の背番号はMS&ADカップ2023でのみ適用(FIFA 女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド 2023にはトレーニングパートナーとして参加)
サッカー女子ワールドカップ開幕まであと1週間。日本女子代表はスペイン、コスタリカ、ザンビアがいるグループCに入っている。第1戦はザンビアを相手に日本時間7月22日(土)16時からスタートする。
ここまで国内でのテレビ放送が決まっていなかったが、NHKが放送することが7月13日に発表された。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
【なでしこジャパン】女子W杯直前にパナマと対戦!テレビ放送予定や注目メンバーは?