こちらも読みたい>>行方不明だった俳優ジュリアン・サンズ氏の遺体が見つかる。「愛する場所で最期を迎えた」
イタリア・ローマの史跡コロッセオに、観光客とみられるカップルが落書きする動画が拡散し、イタリアの文化大臣が激怒する事態となっている。
拡散している動画には、男性が手に持っている物を使ってコロッセオに何かを彫っているところがガリガリという音とともに映っている。男性の横には女性が立っており、カップルとみられる。男性に対し、撮影者とみられる人が「正気なのか?」と問う様子も映っている。
イタリアのANSA通信によると、コロッセオがらくされたのは6月23日のこと。男性が鍵で「Ivan+Haley 23」と彫ったと報じている。男性の身元はまだわかっていないとし、1万5000ユーロ(約240万円)の罰金と最長5年の懲役の可能性があるという。
コロッセオは約2000年前につくられた建造物で、ユネスコの世界遺産にも登録されているイタリアのシンボルとも言える史跡だ。
Twitterでは、「なんて自分勝手なんだ」「早く見つかって欲しい」などといった男性に対する非難のコメントが寄せられている。
イタリアのジェンナーロ・サンジウリアーノ文化大臣は、自身のTwitterで「世界で最も有名な観光地の一つであるコロッセオに、ガールフレンドの名前を刻むという行為は品位に欠ける。犯人が特定され、法律に従って処罰されることを願う」とコメントしている。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
観光客が世界遺産コロッセオに“交際相手の名前”をガリガリ落書き ⇒文化大臣が激怒「処罰を願う」【動画】