【もっと読む】ジェンダーギャップ指数2023、日本は125位に順位を下げる。政治分野は「世界で最も低いレベル」と指摘
栃木県日光市で2日間にわたり開催されていたG7(主要7カ国)男女共同参画・女性活躍相会合が、6月25日に閉幕した。
そんな今注目を集めているのが、ジェンダーギャップに悩む日本の現状を表しているかのような、同会合の記念写真だ。
写真を見ると一目瞭然だが、他の出席閣僚は全て女性なのに対し、議長国である日本だけ、男性の小倉将信・男女共同参画担当大臣が写っている。
アメリカのTime誌はこの状況を「気まずい記念撮影」と皮肉り、「G7女性活躍相会合の議長に日本は男性の大臣を送り込んだ(Japan Sends Male Minister to Lead G7 Meeting on Women’s Empowerment)」と題した記事を掲載。日本の抱えるジェンダー問題に言及した。
この記事は印象的なタイトルと写真と共にSNSで広がり、ネット上では「恥ずかしい」「写真が全てを物語っている」など、国内外から多くの反応が寄せられた。
つい先日発表された世界経済フォーラム(WEF)の「ジェンダーギャップ指数2023」では、日本は146カ国中125位。特に政治参加分野では「世界最低レベル」の138位だった。
この記念写真を見て、改めてそのランキングに納得する人も多かったようだ。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
G7女性活躍相会合にたった1人の男性閣僚。米誌「日本は男性を送り込んだ」と皮肉