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映画「名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)」が念願の興行収入100億円を突破し、125億円まで達する大ヒットを記録しています。
そんな名探偵コナンのテレビシリーズの中で登場し、少年探偵団のメンバーたちが一口食べて「うんめー」(小嶋元太)、「すごいふわふわです」(円谷光彦)、「このソースおいしーい」(吉田歩美)と大絶賛する安室さんの“絶品ハムサンド”をセリフを手がかりに再現してみました。
安室さんというのは、コナンが居候する毛利探偵事務所が入るビルの1階にある喫茶店ポアロのアルバイト店員、安室透。これは「表の顔」で、正体は公安警察の降谷零。さらに、バーボンとして黒ずくめの組織にも潜入しているため、3つの顔を使い分けている人物なのです。
ハムサンドは、テレビアニメ「名探偵コナン」の813話(シリーズ21)「安室に忍びよる影」で登場する、ポアロ店員の安室さんお手製のサンドイッチです。
このエピソードでは、おいしすぎてハムサンド目当てにポアロに通い詰める人が出てくるほどです。終盤で、安室さんが作り方を細かく説明するので、それをもとに早速作っていきます。
▽材料
・ハム(安くて、できるだけ脂のないもの)
・マヨネーズ
・オリーブオイル
・味噌
・レタス
・食パン(見切り品で、少し固くなったもの)
▽作り方
1.ハムにオリーブオイルを塗る
2.マヨネーズに隠し味程度の味噌を加え、よく混ぜる
3.お風呂の温度くらいのお湯にレタスを浸す
4.少し固くなった食パンを少し蒸す (安室さんは蒸し器を使用)
5.味噌マヨネーズのソースを食パンに塗る
6.ハムとレタスを乗せ、もう1枚の食パンではさむ
安室さんのアドバイスに従い、半額の見切り品とまではいきませんでしたが3割引きになった食パンと脂の少ないハムを購入。残りの材料は家にあるものを使いました。
ハムにオリーブオイルを塗ります。マヨネーズに味噌を混ぜ合わせると、簡単にソースができます。冷蔵庫から出した冷え冷えのレタスを39度のお湯に少しの間浸して、水を切っておきます。こうしておくことで、パンにはさんでもシャキシャキ感が続くといいます。
蒸し器を持っていないため、深めのフライパンで代用することに。浅く水を張り、そこに台座となる小鉢を置きます。沸騰したところで小鉢の上に食パンを置き、蓋をしてしばし待ちます。少し固くなったパンの方が、固くなった分だけ水分を吸うのだといいます。
ホカホカのパンに味噌マヨネーズのソースを塗り広げ、ハムとレタスを乗せ、もう1枚の食パンではさむと、安室さんのハムサンドの出来上がりです。
パンは温かくて、レタスはシャキシャキなのに冷たさはまったくありません。オリーブオイルと隠し味の味噌のおかげか、マヨネーズだけで作ったサンドイッチよりも口の中にコクが広がります。材料はハムとレタスだけとシンプルなわりに、食べた後に満足感が残るのは安室さんのこだわりが詰まっているからなのかもしれません。
喫茶店のアルバイトとしても手を抜かない安室さんの姿に、コナンも「安室さん、喫茶店の仕事も真剣にやってたんだな」と感心するのでした。
ただ、安室さんいわく、「こうして(蒸して)作ったふわふわって長時間はもたないんですよ」。パンに温かさが残っている作りたてを楽しむサンドイッチということで、いつ食べてもおいしいですが、気温が下がる冬場の食卓にも重宝しそうです。
とても簡単にできるので、サンドイッチのレパートリーを広げてみてはいかがでしょうか。
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【名探偵コナンレシピ】安室さんのこだわり絶品ハムサンド。どうしても食べたくて、セリフをもとに作ってみた