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マイナンバーカードが別人に誤交付されたケースがあったことが発表されたことを受けてハフポスト日本版が取材したところ、総務省がこれまでの誤交付の件数を集計していなかったことが分かった。
マイナンバーカードを巡っては、別人に交付したケースがこれまでに少なくとも3件あったことが、発表や報道などで判明している。
総務省の6月20日の発表によると、マイナポイント事業「第2弾」が2022年6月に始まって以降、同姓同名の別人にマイナンバーカードが交付された上で、マイナポイントが付与されたケースが2件あった。
さらに同省のマイナポイント事業の担当者によると、これとは別に2023年4月以降に1件、同姓同名の別人にマイナンバーカードが交付されていたケースがあった。こちらの場合は、マイナポイントは申請・付与されていなかったという。
同省のマイナンバー制度の担当者によると、2023年4月より前にマイナンバーカードの別人への交付が全体で何件あったのかは「集計していないので分からない」という回答だった。
3件の誤交付がいつ・どこで発生したのかについても「各自治体で対応しているため、こちらでは答えられない」とした上で、「今後はこのようなことが起きないように各自治体に周知徹底したい」と話した。
マイナンバーカードは2016年1月から交付スタート。すでに7年が経過している。6月20日時点までに交付されたマイナンバーカードは合計9248万枚で、全住民の73.4%だという。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
マイナンバーカードの別人への交付、全部で何件あった?総務省「集計していないので分からない」
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