ヨーロッパの主要サッカーリーグは、2022-2023シーズンを終えたばかりで、現在はシーズンオフ。リーグ戦と同時期に行われるUEFAチャンピオンズリーグの決勝戦も6月10日に行われイングランド、プレミアリーグに所属するマンチェスター・シティがイタリア、セリエA所属のインテルミラノに1-0で勝利し優勝しました、ヨーロッパのサッカーリーグがオフシーズンのこの時期、話題は選手の移籍話。三苫選手が所属するイングランド、プレミアリーグ所属のブライトンの選手達も話題となっています。
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2022-2023シーズンのブライトンの基本フォーメーションは4-2-3-1。基本スターティングメンバーは、次のとおりです。(敬称略)
ゴールキーパー
ロベルト・サンチェス スペイン代表
ディフェンダー
レヴィ・コルウィル イングランド U-21代表
ルイス・ダンク イングランド代表
ペルビス・エストゥピニャン エクアドル代表
パスカル・グロス
ミッドフィールダー
モイセス・カイセド エクアドル代表
アレクシス・マック・アリスター アルゼンチン代表
三笘薫 日本代表
アダム・ララーナ 元イングランド代表
ソロモン・マーチ
フォワード
エヴァン・ファーガソン アイルランド代表
先日イギリスのタブロイド紙「デイリー・メール」が報じたのがブライトンのミッドフィールダー、モイセス・カイセド選手。チェルシーが8000万ポンド(約143億円)を超える金額で獲得しようと試みているとのこと。
モイセス・カイセド選手は2001年生まれ、エクアドル、サント・ドミンゴ出身の21歳。2014年にエクアドルのプロチーム、インデペンディエンテ・デル・バジェのユースアカデミーに入所し2019年にトップチームに昇格。2021年にブライトンと4年半契約を締結。
2020年10月、FIFAワールドカップカタール大会の南米予選でエクアドル代表に初招集。アルゼンチン戦で代表デビューし、その後のウルグアイ戦では代表初ゴール。2022年11月、FIFAワールドカップカタール大会のエクアドル代表に選出。グループリーグ全3試合に先発出場し、セネガル戦では同点ゴールを挙るなど活躍。
カイセド選手のプレースタイルは、主に守備的ミッドフィルダーとしてピッチで躍動。守備では積極的にプレスをして、ファウルを貰わないクリーンなタックルでボールを奪う力があります。インターセプトも得意としており、チームとしての守備も全う。オフ・ザ・ボールの局面でも攻守両面でスペースへ移動して効果的に相手を揺さぶる事が出来ます。
攻撃の組み立てにも積極的に参加し、パスコースが狭くても正確にパスを供給。攻撃の起点となる事も多く、ロングシュートにも定評があります。こういったプレースタイルから、「エクアドルのエンゴロ・カンテ」と例えられることも。
エンゴロ・カンテ選手のサウジアラビア1部アル・イテハド移籍が確実となったため、補強が必要になったチェルシーや、今季プレミアリーグで2位のアーセナル、ブンデスリーガ11連覇を達成したバイエルンといったビッグクラブが獲得に動いています。
アルゼンチン代表のミッドフィールダー、アレクシス・マック・アリスター選手も、このシーズンオフに移籍が決まった選手です。6月8日にイングランド、プレミアリーグの強豪リヴァプールへの完全移籍を発表。
イギリスメディア「BBC」によると移籍金については3500万ポンド(約61億円)ほどで、最大5500万ポンド(約95億円)まで上昇する可能性があるとのこと。契約期間は2028年夏までの5年間で新チームでもブライトンと同じく背番号「10」を着用するとのこと。
マック・アリスター選手といえば、昨年開催されたFIFAワールドカップカタール大会でアルゼンチン代表として活躍したのが記憶に新しいです。
1998年、アルゼンチン、サンタクローサ生まれの24歳。2016年、18歳で首都ブエノスアイレスのプロチーム、AAアルヘンティノス・ジュニアーズのトップチームに昇格。その年はチームの一部リーグ復帰に貢献。2019年、ブライトンに移籍し4年半の契約を締結するも1年間はローン移籍の形でアルヘンティノスに残留。2020年に正式にブライトンに加入しプレーすることになります。
2019年にアルゼンチン代表に初招集。2022年11月に開催されたワールドカップカタール大会のメンバーにも選出され、グループリーグ初戦のサウジアラビア戦を除く6試合で先発出場。グループリーグ最終節のポーランド戦で代表初ゴールとなる決勝ゴール。決勝のフランス戦ではディ・マリアのゴールをアシストして優勝に貢献しました。
マック・アリスター選手と同じくワールドカップカタール大会で活躍したのが三苫薫選手。
三苫選手は1997年、川崎市生まれの26歳。筑波大学を卒業後2020に川崎フロンターレに入団し13得点12アシストを記録。ベストイレブンに選出される活躍で川崎のJ1リーグと天皇杯優勝の2冠達成に貢献します。2021年、ブライトンに完全移籍するもA代表経験がないことからイギリスの労働許可証が発給されずベルギーのロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへ期限付き移籍。2022年夏から、ブライトンに復帰しました。
2022-2023シーズンはプレミアリーグで7得点。これはマンチェスター・ユナイテッド時代の香川真司選手、レスター時代の岡崎慎司選手が持つ日本人選手のプレミアリーグシーズン最多得点記録6を更新するものでした。ブライトンは三笘選手の移籍金を5000万ポンド(80億円)に設定。Jリーグの川崎フロンターレから約4億円で加入した三笘選手の価値は、わずか1年半で20倍になりました。
まことしやかに、ビッグクラブへの移籍話も聞こえてましたが、イギリス『Football Insider』によると、ブライトン側は新契約締結の自信を深めている模様。というのも、三笘選手本人が現状に満足している上、移籍も急いでいないため。
ブライトンもカイセド選手そしてマック・アリスター選手といったタレントを手放した上で、さらに三苫を手放すとは考えづらいようです。
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【サッカー】移籍金140億以上!? 三笘選手の同僚がイングランド名門へ移籍か