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不動産会社AlbaLinkが6月15日、家を買ったことがある455人に「家の立地で後悔していること」について尋ね、10位までのランクングにまとめ、発表した。
家の購入は「人生最大の買い物」と言われることもあります。大きな支出が伴うため、買った後で後悔するのはなるべく避けたいですよね。ライフステージの変化に伴って不便さが生じてきてしまうこともあるようです。経験者はどんなことが気になると感じているのか、見ていきましょう。
10位は「学校が遠い」(11人)、9位は「買い物に不便」(25人)で、毎日通う学校や日常生活に欠かせないスーパーなどへのアクセス悪さを後悔している点が共通しています。「山の上なのでコンビニもスーパーも遠く、老後が心配」や「家の近所にコンビニがないことがこんなに不便だと思わなかった」という声がありました。また、購入時は子どもがいなかったが、実際に子どもが学校に通うようになると、遠すぎて登下校が大変だったという人もいました。
8位は「害虫・害獣が多い」(26人)でした。自然豊かな場所を選んだところ、虫や野生動物が頻繁に出没して住みにくかったと感じることもあるようです。都市部でも、ゴミ捨て場が近くてカラスが寄ってきたり、鳩がベランダに糞をしたりといった悩みが聞かれました。
7位は「周辺の交通量が多い」(27人)、6位は「周辺に坂道が多い」(31人)、5位は「道が狭い」(39人)と交通関連の悩みが続きました。時間帯によって交通量が変わる道路も少なくないため、時間帯ごとの交通量をあらかじめ確認しておくことが重要です。
景色が良く、津波リスクも低いという理由から高台に家を買ったものの、周辺に坂道が多いため、「登るのが大変」「冬場の車の運転が怖い」という苦戦している人もいるようです。
4位には「災害のリスクが高い」(40人)が入りました。地球温暖化の影響もあって異常気象が起こりやすくなっており、不安の声が目立ちました。ゲリラ豪雨や大雨によって、実際に自宅前の道路が浸水したという人もいました。
3位は「交通の便が悪い」(42人)でした。「駅からの距離は満足だが、駅にとまる電車の本数が日中は少ない」「駅まではバスを利用しなければならないが、バスが減便されて不便になった」 という理由が並びました。
駅やバス停までの時間だけでなく、駅やバス停から目的地までどのくらいの時間がかかるかも調べておいた方が良さそうです。
2位は「日当たりが悪い」(43人)でした。「夕方は日当たりが悪くて暗い」「冬はあまり日が入らない」という後悔から、購入検討にあたっては時間帯ごとや季節ごとの日当たりも考慮に入れたものです。
一方で、「購入当初、南側は果樹園だったが、あとで家が建ったので日当たりが悪くなった」というように、避け難い要因が出てくることもあります。
後悔したこと1位は「騒音がある」(60人)でした。「近くのレストランに出入りする車の音がうるさく、後悔している」「ショッピングモールと幹線道路が近くにあり、一日中騒音がすごい」など電車や車の音に対する不満が目立ちました。
AlbaLinkは「昼間はあまり気にならなくても、周囲が静かになる夜だと走行音が気になることもある」と指摘しています。
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「家の立地で後悔したこと」ランキング、第1位は?昼間はよくても夜は気になってしまう“あの”問題だった