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飼い犬が行方不明になって半年。そろそろ新しい犬を迎え入れようと足を運んだ保護犬の譲渡会で、ずっと探していた飼い犬と再会ーー。
こんな奇跡のような出来事が、アメリカ・ニューヨーク州で起きた。
捨てられるなどした動物の保護に取り組む「アニマル・ケア・センターズ・オブ・ニューヨーク(ACC)」が6月4日にニューヨーク市で譲渡会を開いた。新たな飼い犬を探しに訪れたのが、3人の子どもを連れた1組の家族だった。
「モカ」という名前の犬を飼っていたが、2023年1月に家族旅行のため友人に預けたところ、行方不明になってしまった。悲嘆に暮れながらも約半年が経ち、新たに犬を飼いたいと考え、譲渡会にやってきたのだという。
ACCによると、まず母親が「私を引き取って」と書かれたビブスをつけた「サンディー」という名前の犬がモカと酷似していることに気づいた。すぐに家族がサンディーの周りに集まり、「モカにちがいない」と確信したという。
サンディーはアメリカ動物虐待防止協会の近くで、柱につながれていたところを発見された。約1カ月前にACCに保護され、ボランティアスタッフがサンディーと名付け面倒を見てきた。スタッフは、施設でのサンディーの振る舞いから、家族と過ごすのが好きな犬だと感じていたという。
一家はサンディーがまちがいなくモカであると証明するため、ACCに行方不明になる前に家族と一緒に撮影した動画を示した。ACCのスタッフは、家族を見たサンディーが我を忘れて喜ぶ様子を見せたことからも、モカだと認定した。
ACCが公開した動画でも、喜びを抑えれない様子で子どもたちに飛びつき、顔を舐めるモカの姿が映っている。動画の後半では、「私を引き取って」というビブスは脱がされている。じゃれついた後は、地面にゴロンと横になり、子どもたちにお腹を撫でてもらい、うれしそうだ。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
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