「息子が女の子の服を着るよう母親に強制されていた」政治家の主張に米俳優が反論「子どもを利用するな」

ミーガン・フォックス氏

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俳優のミーガン・フォックス氏が、息子たちの服装と母親である自分を攻撃してきた政治家に反論し「子どもを利用するな」と訴えた。

発端になったのは、ミュージックビデオ監督で元共和党下院議員候補のロビー・スターバック氏のツイートだ。

同氏は6月9日、フォックス氏とこどもたちの写真をTwitterに投稿。5年ほど前に同じゲーテッド・コミュニティ(セキュリティのために壁やフェンスで囲われた住宅地)に住んでいたと説明し、その時に公園であった出来事として次のようにつづった。

「息子たちのうち2人が、女の子の服を着るよう母親に強制されたと言って泣いていて、ベビーシッターが慰めていました。これは完全な児童虐待だ。彼らのために祈ろう」

フォックス氏には、元夫ブライアン・オースティン・グリーン氏との間に、10歳のノアさん、9歳のボディさん、6歳のジャーニーさんの3人の子どもがいる。

フォックス氏は10日、スターバック氏のツイートのスクリーンショットをInstagramに投稿。

同氏を「明らかなクラウトチェイサー(人々の成功や人気を利用して、権力や影響力、注目を得ようとする人)」と呼び、「富や権力、成功、名声を手に入れるために必死だからといって、子どもたちを利用しないでください」と非難した。

「自分の政治活動に注目を集めるために、悪意ある虚偽の主張で私の子どもの性自認を不当に利用したあなたは、世界の誤った側に立った」

投稿の最後では「私はあなたのような小さな男に何度も火炙りの刑に処せられたことがあるけれど」「どうやら間違った魔女に手を出したようですね」とも述べている。

子どもたちの父親であるオースティン・グリーン氏も10日、スターバック氏の主張は「まったくのでっち上げだ」とTMZの取材で述べている。

「彼らの世界で、こういった話が真実かどうかを確かめられるのはわずかな人間だけです。そして私は、これが真実ではないと断言できます」

「これが真実だと主張しようとするこの人物は、親子関係に悪影響を与えることなどまったく気にしない、利己的な人物の典型例です」

フォックス氏は、息子のノアさんがドレスを好んで着るということを、これまでに何度も話してる。

2022年のグラマーUKのインタビューでは「ノアは2歳ごろからドレスを着るようになり、私は関連した本をたくさん買いました」と説明した。

「その中にはトランスジェンダーの子どもたちについて書かれた本もありました。また、ドレスを着るのが好きな男の子もいる、服装を通じて自己表現をするとも書かれていました」

「セクシュアリティと関連がないこともあります。ですから私は子どもたちが幼い時から、普段の生活で自分は奇妙だとか、変だとか、違っていると感じないようにしてきました」

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。

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Carly Ledbetter