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アメリカ・フロリダ州の高速道路に、体長3メートルの「巨大ワニ」が出没し、約1時間にわたって道路を塞ぐ騒ぎがあった。
騒動が起きたのは、6月5日の夕方。地元で野生動物の捕獲に取り組む「ペスキー・クリッターズ・ワイルドライフ・コントロール」が現場に駆けつけ、高速道路上をさまよっていた巨大ワニとの格闘が始まったという。
ぺスキー・クリッターズは、スタッフが胸に取り付けたボディカメラが捉えたワニとの攻防動画を公式Facebookに投稿した。2人がかりで、何度もワイヤー製のスネア(輪に動物の身体の一部が入ると締まって拘束する罠)を投げつける。ワニも巨体をくねらせ、転がりながら負けじとめいっぱい抵抗する。格闘の末、スタッフの1人がスネアで締め付けつけている間に、もう1人がワニの背中に乗って抑え込む。ワニの口と目に赤いダクトテープを何重にも巻いた後、トラックの荷台に積み込んで一件落着となった。
実際に巨大ワニと戦うのはどういうものなのか。
捕獲に尽力した2人は、「ワニはエネルギーに満ち溢れていた」とUSAトゥデイに語っている。小競り合いをしてワニの体力を消耗させる作戦だったが、2人がかりでも25分もかかったという。
ぺスキー・クリッターズは動画と共に、「長い闘いの後に巨大ワニを確保し、高速道路の通行止めを解除できました」と報告している。今回捕獲されたワニが食肉なる可能性が高いという。
ワニが多く生息していることで知られるフロリダ州では、ワニが人間の生活区域に出没することが珍しくない。5月にも、フロリダ州の排水管の内部で、カメラを搭載した調査用のロボット車両がワニと遭遇するという珍事が発生し、話題になっていた。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
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