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大型の台風2号(マーワー)が日本列島に接近した影響で6月2日、西日本から東日本に延びる前線の活動が活発になっています。日本気象協会では同日、九州から関東甲信で局地的に非常に激しい雨が降り、梅雨末期にみられるような「災害が起こってもおかしくないレベルの大雨」となる恐れがあると警戒を促しています。四国から大阪湾周辺にかけて、線状降水帯が観測されているほか、5段階の警戒レベルのうち警戒レベル4に当たる「避難指示」が出ている自治体もあります。
こうした中、警視庁警備部災害対策課の公式Twitterは「風水害対策の万全を!」と注意喚起。過去に反響があった台風や風水害対策の情報を再掲載する形で、4つのポイントを図解しました。
台風は進行方向の右側の風が強く、左側よりも被害が甚大になる恐れがあります。台風は北半球では反時計回りに渦を巻いているため、台風自身の風に台風を押す風が加わるのが原因。進行方向の右側の部分は「危険半円」と呼ばれています。
緊急時には、室内から段ボールやカーテンを利用することで窓ガラスの飛散防止措置を取ることができます。ただ、飽くまでも急きょの措置なので、事前に外側から飛散防止フィルムを貼ることがお勧め。
冷凍庫に保冷剤を準備しておけば、停電の際も冷蔵庫に保冷剤を移すことで、しばらくの間、食材を守ることができます。(保冷剤がない場合はペットボトルに水を入れて凍らしておくことで代用可)
交差する鉄道や道路などの下を通過するため低くなっている場所「アンダーパス」で自動車が水没した際などに役立つのが緊急脱出ハンマー。使用のコツは、ガラスの隅を垂直に数回叩くこと。フロントガラスは割れないのでサイドガラスを割りましょう。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
台風2号への備え。警視庁が「風水害対策の万全を!」と訴えた4つのポイントは?