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大型の台風2号(マーワー)の影響で、梅雨前線の活動が活発になるため、6月3日にかけて西日本と東日本の広い範囲で大雨になる見込みです。
特に、四国地方で「線状降水帯」が形成されたほか、中国地方・近畿地方・東海地方でも「線状降水帯」が発生しやすい状態となっており、災害への警戒が必要です。
台風への備えの一つとして、空調メーカー・ダイキン工業が「室外機トラブルの対処法」を紹介しています。
ダイキンが教える、台風などの災害時への備えとは?
次の2点について、紹介します。
①エアコンの室外機の転倒防止策
②倒れてしまった室外機の対応
ダイキン広報グループの重政周之さんは「事前にできる対策」として、「大型の台風が予想される場合は、室外機が倒れないようにコンクリート製の重い置き台やゴム製の防振パッドを用いたり、室外機の周辺をキレイに片づけたりしておくのも重要です」と話しています。
また、設置スペースに融通が利く場合は、エアコン設置時に室外機の正面と背面が風を受けない向きに据え付けるよう業者に相談することも、室外機の転倒予防につながるといいます。
もし、台風などによって室外機が倒れてしまった場合はどうしたらーー。
重政さんは「転倒した場合は、とにかく触らないことが大事です。室外機の転倒により、目視では判別できない破損が生じている可能性もあります。ご自身で室外機を起こそうとすることで、配管や配線が外れたり症状が悪化したり、思わぬケガにつながったりする場合もあります」と注意を呼びかけます。
転倒してしまった場合は、自分で触らず、使用しているエアコンの販売店に連絡、相談することを勧めています。
また、台風や大雨などで室外機が浸水してしまった場合についても、エアコンの使用をすぐに中止し、室内機の電源を抜くかブレーカーを切って、使用しているエアコンの販売店かメーカーに連絡、相談するよう呼びかけています。
その際、電気が復旧していない状態ではエアコンの動作確認ができないため、必ず復旧してから連絡するよう求めています。
浸水により室外機の電気回路の部品に水が入ると、一度乾いても漏電や発火などが起きる可能性があり、泥などの不純物がモーターの不具合の原因になることもあるといい、十分に注意が必要です。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
転倒した室外機に触ると危険。ダイキン工業が教える、エアコンの台風・大雨対策