ダルビッシュ投手のロイヤルズ戦での成績が自身の3敗目となってしまいました。のちに語った「やってはいけなかった」こととは先頭打者をフォアボールで出してしまったこと。試合前からフォームに不安材料があったということでしたがなぜなのでしょうか。試合を振り返りどんな反省をしたのでしょうか。野球の実力だけではなくメンタルも強化しながら大舞台で活躍を続けているダルビッシュ投手の秘密を探っていきたいと思います!!
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5月17日(日本時間18日)の試合。日米通算191勝&メジャー通算98勝目をかけたマウンドでした。直近1週間でチームは2勝6敗。ロイヤルズとの三連戦は1勝1敗だったのでこの試合で勝ち越したいところ。3回までは三者連続三振をとるなど調子よくアウトを重ねて1安打と好投していました。
4回にロイヤルズ・メレンデスのレフト線タイムリーツーベースヒットで1点を許してしまいましたが、5回にパドレス・クロネンワースの本塁打で1点をもらい迎えた6回。先頭打者のウィットJrを歩かせてしまい、次のパスクァンティーノの本塁打をあびて2点追加されるはめに。そのあとも2者連続の二塁打を許して4点目。そしてマウンドを降りました。
試合前から上体が上がり気味だったといいます。体への負荷を軽減する「ディロード」という筋トレを2回行ったせいで力が入らなかったとYahoo!ニュースで伝えられていました。「だんだんコントロールも乱れてきたりスライダーの変化が安定してなかったりと、あまりいい状態ではなかったです」とダルビッシュ投手。途中降板も監督の休ませたいという思いもあったそう。
チームの状況がよくないなかで好成績をあげることはかんたんにできることではありませんよね。世間の批判の声や自分自身の心の葛藤など数々の苦悩をどうやって乗り越えているのでしょう? それに対する答えはつらい過去によって試行錯誤した日々にありました。
ダルビッシュ投手は2016年から2年半の間メンタルの問題で体調不良に悩まされていたといいます。家では動くことができず、野球はかろうじてできたもののつらい日々を過ごしていたというから驚き!! しかし困難な状況に直面しながらも自身の精神的な健康を取り戻すための努力を惜しまず前向きな姿勢を持ち続けました。原因を探りながら良くなるといわれるものはいろいろ試していくうちに「背骨コンディショニング」のトレーニングを知って背骨の状態を整えることで体調不良を改善することに成功。さらにメンタルトレーニングやマインドフルネスの練習を取り入れることで、自己意識やストレス管理のスキルを向上させることができたんです!
ダルビッシュ投手は心に浮かんでくるネガティブを受け流すことができるスキルを身に付けることが重要だと語っています。そのためにメディアやSNSなどの批判的な意見など、さらには自身の否定的な思考パターンを転換するためのポジティブな自己話法を取り入れているそう。自分自身に対して積極的な言葉や肯定的なフレーズを使って自信や希望を取り戻すこの方法はぜひまねしたいですね。
今回の試合についてももちろん反省はするでしょう。失敗から学ぶことは多くあります。しかしそれと自分を責めるというのは違いますよね。ダルビッシュ投手は「良くないときは何をしても良くないのっていうのが絶対ある! 時に身を任せるしかない」と語っています。冷静に考えられるようにするためにマインドフルネスを取り入れることで現在の状況に集中し、不必要な心配やストレスから離れることができるようになったそう。
一部のメディアは投球内容や敗因に焦点を当てた批評や分析を展開。ファンの中には失望や心配の声が広がる一方で次の試合への期待を示す声や応援・励ましのコメントが多く寄せられました。みなさんもダルビッシュ投手と一緒に前を向いて進んでいる、そんな印象です。
苦悩をくぐりぬけてきたダルビッシュ投手の言葉には説得力がありますね。大リーグの舞台で活躍する姿に我々が勇気づけられる場面もたくさんありました。「チームみんなでいい方向に持っていきたい」と語っていたようにチームで協力していく姿勢を見せていますので、これからのダルビッシュ投手やパドレスに期待!! これからも応援していきましょう。
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【MLB】「やってはいけなかった」ダルビッシュ選手が語る“3敗目の反省点”